10基のメルが圧巻!世界遺産にも登録されている寺院です!
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- 旅行時期:2013/03(約13年前)
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by Pに会いたいさん(女性)
バリ島 クチコミ:37件
車を一日チャーターし、バリ島中部及び北部方面へ観光へ行った際に、朝一番に、ユネスコの世界遺産に登録されている、ここ【タマン・アユン寺院】を訪問しました。
メングウィ村にある、この寺院まで、ウブドからは車で約45分かかったのですが、車窓からの景色を楽しみながらのドライブはアッと言う間でした。
バリ島で最も美しい寺院とも言われている、この寺院は、1634年にメングウィ王国の国寺として建てられ、1937年に修復されたと言う、由緒あるバリ・ヒンドゥー教の寺院です。
また、バリ島六大寺院の一つで、【ブサキ寺院】に次いで、バリ島で二番目に大きい寺院なのだそうです。
今回、五年ぶりに二度目の訪問だったのですが、丁度、私が訪れたのは、月曜日の朝9時過ぎと言う事もあり、世界遺産とは思えない程のすき具合でした。
敷地全体を取り囲む様にお堀があり、そこに架かる橋を渡って、一つ目の割れ門を入り、手入れの行き届いた芝生が美しい庭園に囲まれた参道を通って、二つ目の割れ門を入って行きます。
そして、さらに進むと、“チャンディ・クルン”と呼ばれる魔除けの門があり、その奥が本殿となっています。
観光客は本殿の境内には入れませんが、その境内を取り囲む様にお堀があり、そのお堀の周りに遊歩道があるので、お堀の外から塀越しに境内の様子を眺めることができます。
“チャンディ・クルン”の左側から遊歩道を一周したのですが、お堀には睡蓮の花が咲いていて、そのお堀と本殿の境内にある建物群との調和が、何とも言えず素敵で、私にとっては心が癒される景観でした。また、境内の奥には、彫刻が見事なガルーダ像もありました。
でも、その中で、何と言っても圧巻だったのは、やはり、境内にズラリと並んでいる10基のメル(霊峰アグン山を模した多重塔)! 最高神を祀っている最高の格式と言われている11層のメルが4基もあり、空へ向かって連なって建っている、その景観は本当に素晴らしく、そこだけ、別の次元で静かな時間がゆったりと流れている様な気がしました。
また、敷地内には“バレ・クルクル”と呼ばれる、やぐらの様な塔があり、上る事ができます。
塔の天井からは“クルクル”と言う木製の鐘(丸太にしか見えませんが・・・)が吊られていて、また、上部は展望スペースになっているので、お堀の周りからとは違った目線でメル等を見る事ができますので、上ってみられるのも良いと思います。ただ、高さ自体はそんなに高くはないのですが、階段の段差が大きい上に、階段の幅は非常に狭いですので、下りる時にはご注意下さいね。
尚、バリ・ヒンドゥー教寺院を見学する際の注意事項は、ここも同様でしたが、ジーンズ姿だった私はサロンもスレンダンも着用せずに見学する事ができました。
元々、私はこの寺院が好きだったのですが、今回、再訪してみて、この寺院の素晴らしさを改めて実感し、もっと好きになってしまいました。
今回はこの後の予定の事もあり、ここでは30分強しか見学の時間がありませんでしたが、できれば、もっとゆっくりとしたかったですね。
ここ【タマン・アユン寺院】は、バリ島の他の有名な寺院の様に、海や山等のダイナミックな自然はありませんし、本殿の境内にも入れませんが、この寺院ならではの素晴らしい景観を楽しむ事ができますので、私はお勧めできる寺院の一つだと思っています。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- コストパフォーマンス:
- 4.5
- 入場料は15,000ルピア(大人一人)でした
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 展示内容:
- 5.0
クチコミ投稿日:2013/06/03
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