ピサの斜塔 (鐘楼) Torre Pendente (Campanile)

建造物

本当に傾いています

5.0
旅行時期：2010/02（約16年前）

by Rinさん（女性）

ピサクチコミ：3件

おそらく誰もが知っている観光名所、ピサの斜塔。
本当に斜塔は傾いています。
元はと言えばピサ・ロマネスク様式の大理石の塔で大聖堂の鐘楼として1173年に着工したものですが、ピサはアルノ川が運んできた土砂の上にあるため地盤が大変弱く、この塔は1185年に第３層（10ｍの高さ）まで出来上がった時に地盤沈下のためにすでに傾き始め、工事は一時中断されました。
そのため工事は第二工期／第三工期と間隔を開けて進められる事にりましたが（着工から実に199年もの年月が経った1372年に完成）、しかし傾きを修正することはできず、そのまま54メートルの塔が立てられました。
斜塔には上ることも出来ますが、入場料結構高いです。
でもここまで来たら上ることをおススメします。
階段が結構滑るので注意が必要ですが塔の上からの眺めは最高です。
オンシーズンは結構混むようですのでインターネットで予約して行った方がいいと思います。