(亀山島)廃墟と軍事施設と大自然!の島
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- 旅行時期:2010/06(約16年前)
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by 熱帯魚さん(女性)
宜蘭 クチコミ:20件
いつのことだったかネットで見つけていってみたいと思っていた亀山島。ツアーに無事申し込み、行くことができました。
亀山島は亀に似ていることからその名が名づけられた火山島。1977年射撃試験場の射撃区域に指定されたことから、それまで住んでいた住民は台湾本島に強制的に移住させられ、現在は無人島になっています。1988年戒厳令が解除されると、宜蘭県政府、頭城鎮公所などの努力により、1999年12月部分開放、2000年には正式に観光客の受け入れが開始されたとのこと。
亀山島は生態保護のため上陸制限があり、私が行ったときには平日500名、土日700名が上陸可能でした。上陸するには前もって申請する必要があります。台湾人は1か月ほど前に身分証明番号、氏名などを伝えて上陸申請をします。外国人は船に空きがあれば事前の上陸申請の必要はないですが、上陸できる数に制限があるため早めに予約しておいた方が無難です。乗船当日はパスポートを持参してください。ちなみに、この島は島全体が軍事施設であるため、中国人は上陸できないそうです。
頭城の港から船に乗り、まずは船から島を眺めます。そして上陸。村にある建物の中で唯一ひとけがあるのは、廟のみ。ほかの住宅や小学校は廃墟となって、ひとけがありません。上陸後、まず人文生態展示室でガイドさんから島の説明(無人島になった経緯、自然など)を受けます。廃墟になった小学校や、亀尾湖、灯台、以前の漁港、軍事トンネルなどを見学しました。
ちなみに、この島の周辺は海底温泉が沸き起こっていて、帰りの船で温泉を見学したり、時々やってくるというイルカの群れやクジラを待ったりしました。ところがイルカもクジラも現れず残念でした。
- 施設の満足度
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4.0
クチコミ投稿日:2013/04/26
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