台湾鉄路台北駅は地下駅
- 4.0
- 旅行時期:2011/07(約14年前)
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by yukky7さん(男性)
台北 クチコミ:3件
台北駅は,台湾新幹線が乗り入れたので,ホームが増えた。在来線は地下に2面4線あったのに加えて,南側に新幹線専用のホームが誕生した。しかし,地下にある改札が在来線と新幹線では異なるので,在来線のホームと新幹線ホームとの行き来は直接はできない。中国語でホームは「月台」と書く。ほとんどが月台1つに両側2本が線路になっている。日本ではその場合,1番ホームと2番ホームとするが,台湾では1Aホーム,1Bホームと名付ける(第1月台のAホームとBホーム)。月台1つに2つの番号を付けないのだ。台北駅(在来線)は2つの月台なので3A・3B・4A・4Bの4つのホームから成っている。台北駅は西部幹線の一部だが,始発列車は少ない。というのも待避線などが確保されていないからだ。東部に向かう列車は西の樹林発,高雄など,西部に向かう列車は東の基隆発などが多い。東部幹線に向かう優等列車は近年,自強号からタロコ(太魯閣)号に変わり(種別は自強号のまま),車両も日本製の最新車両に変わった。日本製(日立車輛)ということは居住空間が狭くなるので,あまり快適とはいえなくなる。揺れや振動,スピードの面では申し分ないが。台北駅は台北の西部にあり,東部には松山駅がある。松山以東は近年地下化され,これで台北市内を走る台湾鉄路はすべて地下を通り,踏切は一切なくなってしまった。台北と松山間は10キロほどもあるので,間に駅があってもよさそうだが,作るつもりはないらしい。東京なら,間に1駅どころか2つも3つも駅を作ってしまいそうだ。台湾鉄路はもともと中長距離用の鉄道なので,都市部の移動には弱く,台北と高雄ではMRTがそれを補っているのだが,他の都市では補うものはバスしかない。
- 施設の満足度
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4.0
- アクセス:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 2.5
- 施設の充実度:
- 2.5
クチコミ投稿日:2013/03/31
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