ミネルヴァ・オベリスクが目印
- 5.0
- 旅行時期:2012/02(約14年前)
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by pioさん(女性)
ローマ クチコミ:19件
パンテオンに行くための路地のようで、つい通り過ぎてしまいそうです。
広場には、像がオベリスクを背負ったモニュメントが有るので、目印に成ります。
アプリス王がサイス(古代エジプトナイルの河口付近)に立てた一対のオベリスクのうちの一本だそうです。いつ、どうやってイタリアまで来たのでしょう。記録が有ったら調べたいですね。
この象さんは、ベルニーニ作と伝えられていますが、ジュゼッペ・パグリアのデザインでベルニーニの弟子エルコール・フェラッタが完成させたものです。
1665年にドミミク派の修道僧によって土の中から発見され、1667年、ベルニーニ派(象のデザインはベルニーニ)によって象の背中に乗せられる形でオベリスクが立てられました。このオベリスクは、教皇アレクサンデル7世の在位(1655~1667)を記念したものです。台座には教皇自身の碑文で、「堅固な聡明さを保つためには、頑強な理性を必要とする」と刻まれているそうです。
この目印の正面のサンタ・マリア・ソプラミネルヴァ教会の所蔵品はミケランジェロの
「十字架を持つ復活したイエス・キリスト」等も有り、手に触れられる距離に(勿論触りませんよ)オリジナルミケランジェロを堪能出来るのは、ローマの懐の深さでしょうか。。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 5.0
- 景観:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 3.0
クチコミ投稿日:2013/03/30
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