ウユニ塩湖 観光のベストシーズン 雨季・乾季 どちらがお勧め?
- 5.0
- 旅行時期:2012/01(約14年前)
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by ウェンディさん(女性)
ウユニ クチコミ:11件
天空の鏡が見られることで有名なウユニ塩湖、日本からのアクセスは良いとは言えず、そんなに何度も行ける地ではない。旅先として選んだ時に、雨季と乾季、どちらが良いのか悩む人も多いと思う。
一般論から言えば、天候の安定している乾季の方が、観光には向いている。しかし、ウユニ塩湖の場合は、有名な空が湖面に映りこむ“天空の鏡”は乾季では、なかなかお目にかかることは難しい。
そこで、乾季と雨期のメリット・デメリットをまとめてみた。
〈乾季〉
・天候は安定しているが、現地の冬に当たるため、寒さは半端ない。
・塩湖は干上がっている部分が大半で、塩湖の中を通り、火山や砂漠方向への移動も可能。
・サボテンがワシワシ生息しているインカワシ島へも行くことができる。
・塩が大地に形作る大きな六角形模様は、至る所で見られる。
・雨がほとんど降らないため、塩湖に水がたまっている場所は少なく、一面の“天空の鏡”を見られる日は少ない。
・チリ国境・アタカマ方向へラグーナ・ヴェルデ、ラグーナ・コロラダを見に行く場合は、乾季の方が、天気が安定しているため空も青く、美しい景色となる。また、風も乾季の方が強く吹くため、ラグーナ・ヴェルデの色が変わる湖面を観察できる確率が高い。
〈雨季〉
・雨の日が多く、降雨量が多すぎると、四駆車と云えども塩湖の縁までしか行けず、塩湖の中央に位置するインカワシ島のみならずPlaya Blanca(博物館 プラジャ ブランカ)へも行くことが不可能になる。また、ボリビア政府により、観光客の安全確保の為、ウユニでの観光ができる地域が制限されることもある。
・適量の雨が降れば、一面の鏡と化したウユニ塩湖を見ることができる。雲・太陽・火山・車が映りこんだ水鏡の世界を目にすることとなる。
・雨期は夜間も雨が降ることが多く、一面の星空を臨むには、一晩のウユニ塩湖宿泊では難しいかもしれない。
私が訪れたのは雨期の始まりの2011年の年末年始。
最初に訪れた日は、まだ雨量も少なく、ウユニ塩湖の大地は白い六角形の大きな結晶で覆われていた。そして、塩湖の中央部には水がたまった大きな天空の鏡。天・太陽が映りこみ、言葉にならない風景を見ることができた。
そして、2日後、再度ウユニ塩湖を訪れた。この時は前日の大雨の影響で、塩湖は縁から全てが水で覆われ白い大地なんてどこにもなかった。勿論、Playa Blancaまで近づこうなんていう、勇気のある運転手は数少ない。ほとんどの観光客は塩湖の縁から、言葉通りの湖と化したウユニ塩湖を眺めるだけ。でも、縁は水深が深く、六角形の塩の結晶は上から覗いてもはっきりとは、わからない。
雨季に行っても、たった2日間違うだけで、ウユニ塩湖の状況は一変する。
ウユニ塩湖で最高の景色を楽しみたいならば、特に雨季の場合は、予備日を設けておく方が良いと思う。
個人的には、雨季のウユニ塩湖がお勧め!
- 施設の満足度
-
5.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 観光の所要時間:
- 2日以上
- アクセス:
- 4.0
- Amaszonas航空を利用すればラパスからも近い
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- プライスレス!
- 景観:
- 5.0
- 天空の鏡は必見
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- 年末年始は日本人が沢山。
クチコミ投稿日:2013/03/15
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