KTX 湖南線を利用した‐韓国の交通を変えた列車‐
- 4.0
- 旅行時期:2012/10(約13年前)
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by fmi(ふみ)さん(男性)
ソウル クチコミ:52件
成田市の友好都市、全羅道井邑市から、ソウルへ移動する際、団体で乗車した。午後2時半ころに井邑(チョンウップ)駅を出発すると、わずか2時間半もかからず、夕方5時前にソウルの龍山(ヨンサン)駅に到着した。
この列車は光州(クワンジュ)を午後1時50分頃に出発した列車だが、湖南線区間内では、空いており、定員の半分の乗車率だった。車両は古いタイプのKTX-1で、20両編成だが、輸送力は過剰に感じる。
普段、個人旅行で使っているときは気づかなかったが、団体、それも公式な市民訪問団が利用した場合、荷物の置き場所に困った。訪問という性格上、手荷物がどうしても増えるが、車両出入台にある荷物置き場は意外と狭く、荷物を置ききれなかったのである。客室乗務員と相談して何とか収納した。駅での乗降も、韓国の列車は、ホームが低く、出入台との段差が大きく、個人では気づかなかったが特に荷物を持った日本の年配旅行者は慣れないせいか思いのほか時間がかかった(降りる際は気にならなかった)。
1時間に片道4本前後走る、ソウル-釜山間とちがい、湖南地方へ行くKTXは1時間に1本程度で、相変わらず少なく感じる。現在は大田から光州の間は在来線経由(秋田新幹線と同じ)だが、あと5年の間には全線が新線になるというが、そうなると、所要時間はさらに1時間は短くなるという。
需要が少ないためか、湖南線区間へは、新型で編成が短いKTX山川が多く運用されている。
ただ、乗車した日は、西大田から一挙に乗車があり、満席になった。週末の一般的な傾向で、今までバスや飛行機を使っていた人が相当KTXの利用に流れている。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用目的:
- 中・長遠距離
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- 日本の新幹線よりはるかに安い
- 利便性:
- 3.0
- 同じKTXでも湖南線は本数が少ない
クチコミ投稿日:2013/02/17
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