基隆市郊外の洞窟寺院。あまり期待せずに行けばそこそこ感銘を受けます。
- 3.5
- 旅行時期:2013/01(約13年前)
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by 食べ太郎さん(非公開)
基隆 クチコミ:4件
基隆市郊外にある天然海蝕洞穴を利用した仏教寺院です。これを目当てにわざわざ基隆へ行くほどではありませんが、基隆に滞在していて時間に余裕があるなら行っても良いと思います。
行き方は、基隆駅前ロータリーのバス停(改札口を背にして左手方向)から市バス301番「太白荘」行きに乗り、約20分乗って「仙洞巖」で降ります。降りたバス停から駅へ戻る方向へバス道を10mも歩けば、山手方向に寺院の門が見えます。洞窟入口の右上には金ピカの大仏様が鎮座しておられます。大仏の横には寺院の事務棟があり、洞窟内には管理人らしき人がいて、私が参観している間にも、地元の人らしき参拝者が何人もやって来たので、単なる洞窟ではなくて現役のお寺として地元に根付いているようです。なお拝観は無料でした。
洞窟の深さは30mくらいあると思います。洞窟の壁面にはいろいろな仏像のレリーフが彫られており、洞窟の一番奥には本尊の仏像が安置されています。このご本尊のお顔には見覚えが…、志村のバカ殿に似ている…と思う。(^_^;
入口の大仏といい奥の本尊といい私の芸術的価値観とは相容れませんが、地元の信者の方々は芸術的価値の為に仏像を設置している訳ではないでしょうから、よそ者がとやかく言う筋合いは有りません。しかしながら、洞窟の壁面のレリーフは、いろいろな年代にいろいろな人が彫ったようで、そこそこ古い時代に素人が彫ったらしい古拙な仏像や、本職の彫刻家が彫ったと思える端正な仏像が混在しており、興味深く拝見しました。文殊、普賢両菩薩像は少々西域の香りを感じます。近年のプロの彫刻家の手による作品でしょう。
洞窟の入り口の脇に急な階段を登った山の上に仙洞公園があり、基隆港が良く見えます。仙洞巖の近くには、同様の天然洞窟の「仏手洞」もあります。仙洞巖の参観を終えた後、次は仏手洞へ行こと思っていたところに帰りのバスがやって来たので、仏手洞は見ずに帰ってしまった事が、今になって悔やまれます。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 2.0
- 基隆駅前より市バス301太白荘行きに乗車し、約20分で「仙洞巖」下車
- 景観:
- 4.0
- 自然洞窟と仏像のコラボレーション
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 地元の人が何人か参拝していました。
クチコミ投稿日:2013/02/15
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