膨大な個人コレクション、古代から近代までを身近に感じられる!
- 3.5
- 旅行時期:2012/03(約12年前)
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by 地中海人さん(男性)
アテネ クチコミ:13件
アテネはリカヴィトスの丘からケーブルカーで下り、更にゆっくり階段を休みながら下ると、コロナキ広場に出る。
土曜日昼、カフェ・ダカーポは満席。数十人待ちである。向かいのWiFi無料を表看板に掲げたカフェも満席。
広場から南へ下る通りとヴァシリス・ソフィアス通りとの角に、ベナキ博物館はあります。
綿花業エジプト人アンドニス・ベナキスがコレクションを寄贈、1930年に設立され、べナキス一族が所有していた19世紀の邸宅を改築、ネオ・クラシック建築、白亜の美しい建物です。
古代から近代にいたるまでの遺跡発掘品、金細工、工芸品、宝石、民族衣装などの見応えのある膨大なコレクションを、ギリシャの歴史や文化を交えてわかりやすく、時代別に一階から順に陳列されています。
この博物館は、リスボンのグルベンキアン美術館と同じく、個人収集とは考えられないほどの膨大さでありますが、国立考古学博物館とは違ったわかりやすさ、優雅さ、身近な感じを与える展示です。
3月25日の独立記念日を控え、独立戦争時代の写真特別展示がなされ、混んでおりました。
三階のカフェは、従業員、来館者双方とも雰囲気がよい。広いバルコニーがあり、内部及びテラス席とも満席。遅い朝食をテラスで取るのもよいかもしれません。
シンタグマ広場及びコロナキ広場に近いので、観光客も買い物ついでに徒歩で行くことができ、また、食事もおいしいのでカフェだけ利用する地元客もいるとのことです。
なお、中近東から集められた美術品は、ベナキ博物館の別館として、ティシオにあるイスラム美術館( Agion Asomaton 22 & Dipilou 地下鉄一番線のティシオが最寄り駅)に展示されているとのこと。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 5.0
クチコミ投稿日:2013/02/08
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