寛窄巷子 成都新十景にも選ばれたおしゃれエリア
- 4.5
- 旅行時期:2011/05(約15年前)
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by haoziさん(女性)
成都 クチコミ:2件
ここの名前は、“寛(広い) 窄(狭い) 巷子(小道)”。
清代に八旗兵が駐留して形成した“満城”(満州族の町)の名残りの場所。
寛巷子、窄巷子、井巷子の3本の並行する通りと、その間に建つ四合院建築から成り、2008年にリノベーションされて、伝統とモダンが融合するスタイリッシュな空間に生まれ変わりました。多くのおしゃれなレストラン、カフェ、バーなどが集まっています。
新しく造り直された建物が多いですが、それでも一部には古いものも残存しています。
少数ながら従来からの住民も残っているらしく、そんな地元との密着加減もいい味を出しています。
成都は元々のんびりと生活を楽しむ習慣が強い土地柄ゆえか、こういう余暇文化空間を作り出すのがとてもうまいと思いました。
キャッチフレーズは、“寛窄巷子最成都”(寛窄巷子は最も成都らしい場所)。
厳密に言えば、元は“満城”で、中国北方文化を持ち込んでつくられた場所なので、本当の意味では「最も成都らしい」わけではないと思います。
それでも、清代からの歴史があり、成都の人のゆったりした気質がよく表れているという点で、ここはやはりとても成都らしい場所と言えるのでしょう。
成都は、「来た人が帰りたくなくなる町」と言われますが、私はここへ来たら、帰りたくない気持ちが一気に強まりました。
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 4.0
- 成都の中心部にほど近い
- 景観:
- 4.5
- 本当の古いものがもっと残っていたら尚よかった
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 人混みを避けたければ、開店前の朝の散策も楽しい
クチコミ投稿日:2012/10/13
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