リトアニア人の聖地、十字架の丘
- 4.5
- 旅行時期:2012/08(約13年前)
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by ippuniさん(女性)
シャウレイ クチコミ:1件
リトアニア人の聖地である十字架の丘にはたくさんの十字架があります。
その名の通り十字架だけで丘になってしまうくらい。
リトアニア人の巡礼地でもあり、カトリックの聖地でもあり、十字架の数は10万以上。
十字架の丘の始まりは、18世紀。
ポーランド分割でポーランド・リトアニア連合は解体し、ロシアの支配下にはいったリトアニアは1831年と63年に2回にわたりポーランド人と共に蜂起し、2度とも鎮圧される。この時犠牲になった反乱軍の家族が遺体を埋める代わりに十字架を立てたのが十字架の丘の始まりという説もある。1961年ソ連当局はブルドーザーを投入し丘の上の約5千の十字架をなぎ倒したが、その翌日になると再び十字架は立て直されていたそう。1975年には約1200の十字架が倒されたが、また復活。こうしたことが何度も繰り返されたが十字架の勢いは止まらなかった。リトアニアがソ連から独立する1年前の1990年には、十字架の数は5万にも及んでいたという。宗教を禁じられていたソ連占領時代、丘へ行き十字架を捧げることで非暴力によるソ連への抵抗を意味していた。
入場は無料ですが、車の場合は駐車場料金をお土産屋さんで払います。
私は晴れた夏の日の夕方に行きましたが、天気によって受ける印象はかなり違ってくると思います。
丘は観光客がぱらぱらいる状態でした。
丘の上に細い道があり十字架の間を通れるようになっていました。
入り口付近ではロザリオや木の十字架がとても安く売られていました。
アクセスは車があれば大変便利ですが、バス移動だと少々大変だと思います。
時間の制限がありますし、バス停から車道を少し歩くことになると思います。
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 5.0
- 車で行くなら便利です
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 展示内容:
- 4.5
クチコミ投稿日:2012/09/13
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