利用しやすくなっている市内バス。ハングルがある程度読み書きできる人には便利
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- 旅行時期:2011/06(約15年前)
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by fmi(ふみ)さん(男性)
ソウル クチコミ:52件
複雑怪奇な路線網と読みずらいハングルの案内表示で外国人泣かせだったソウルのバス路線は、2004年に時の李明博市政で大規模な改正が行われ、見違えるように利用しやすくなったことは、わが国でも知られている。幹線道路の大半にはセンターラインにバス専用レーンが設けられ、GPSを駆使したバスロケシステムを備えた停留所の案内表示も見やすくなった。系統番号がシステム化され、大分わかりやすくなったほか、路線の経由地案内なども、地下鉄乗り換え駅はアイコンで明記されてるなど、ハングルがわからなくてもある程度利用できるようになっている。
いわば「バスのトラム化、新交通システム化」であるが、地下鉄駅の出口表示にも必ずバス停とそこを通る系統番号が書かれている。
バスの種類や路線番号の読み方はガイドブックに書かれているので、ここでは主だった特徴を話したい。
ソウルの市内バスで一番乗る機会が多いのは幹線バス(青)と広域バス(赤)だろうが、この二つは、停留所が分かれていることが多い、しかし、ソウル駅前、清涼里駅前、汝矣島には乗り換えバスターミナルがあり、多くの系統はここを経由する。また、上り車線と下り車線で停留所名が違うことが結構ある。
路線の特徴として、ソウル都心部を循環、または貫通し市内各地へ放射状に向かう路線が多く、地下鉄と競合する路線も多い。たとえば青150番は、北部道峰山駅からミア里を経由、地下鉄4号線の上を走り鐘路、市庁、ソウル駅前、漢江大橋を渡り1号線石水駅に至る。幹線バスはソウル市内で路線が完結しており、市境界の道峰山や水色に車庫と始発点がある。広域バスは、近隣の城南市、高陽市など比較的遠くまで行く。
T-MONEYカードで運賃を精算する場合、地下鉄と乗り継ぐと運賃は通しで精算されるのもポイント高い。
運転間隔は大体6分から9分、14分間隔の路線もある。
明洞、鍾路、北倉、仁寺洞に宿泊する場合、バスなら乗り換えずに江南の高速バスターミナル、道峰山登山口や北漢山登山口(牛耳洞)、汝矣島、独立門、梨泰院などに行くことができる。地下鉄は東大門や三角地駅のように、乗り換えが不便な駅が結構ある。階段の乗り降りを避けたい場合、ハングルがある程度読める人なら結構バスも使える。
バス路線網などを紹介、リアルタイムにバスがどこを走っているか検索できるサイトもある。
http://traffic.visitkorea.or.kr/Bus/index.asp?CID=1000&SMenu=1
- 施設の満足度
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3.0
- 利用目的:
- 市内・近距離
- コストパフォーマンス:
- 2.5
- 実は、運賃は地下鉄と大して変わらない
- 利便性:
- 3.0
- 明洞、鍾路あたりから乗り換えなしで行けるエリアが多い
クチコミ投稿日:2012/09/09
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