プライベート手配でティワナク遺跡
- 4.0
- 旅行時期:2012/08(約13年前)
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by ウェンディさん(女性)
ティワナク遺跡周辺 クチコミ:1件
ティワナク遺跡にプライベート手配で行ってきました。(ティワナクへはラパスからのデイツアーに参加するつもりでしたが、飛行機のラパス着が遅れたため、参加はできませんでした)
個人ツアーを手配したのはラパスのCalle Sagarnaga 近くにあるMAYAツアー。当日朝に飛び込みであちこちの旅行会社を渡り歩き、交渉の末、65米ドル(往復のドライバー、ティワナクでの入場料(80B)、ティワナクでの英語ガイド込み)で最終提示してくれたMAYAツアーにお願いしました。個人手配のため、価格の高いところの提示額は100米ドルでしたので、遺跡の入場料込みで考えれば、MAYAツアーの提示額は破格の安さ(交渉で80→65米ドルに下げました)。MAYAツアーのおばさんは英語・西語を話すので英語ができる方ならば価格交渉可能です。
博物館には土器、歴史、風俗、ミイラ等が置いてあります。特に土器はナスカの物との類似点が多いと感じました。博物館の別館にはモノリートBENETTがあり、コンドルやピューマといったペルーのインカ文明と共通するシンボルが彫られています。また、ティワナク遺跡に特徴的な水草(もしくは魚または水に関係するもの)の模様もユニークです。
遺跡には有名な太陽の門や、半地下神殿等の見どころも盛りだくさんあります。
でも、ガイドのおじさんの話によると、遺跡の今の姿は当時と同じとは限らないという話でした。ボリビア政府の遺跡修復の予算が少なく、十分な検証を行わずに遺跡を修復してしまったため、当時とは似ても似つかぬ配置の部分もあるそうです。
また、このティワナク遺跡からは多くのミイラや人骨も発見されていて、王の神殿説、天文台説、高貴な王族の墓地説と様々な学説があり、未だに何のためにこの遺跡が作られたのかを判定する決定打が得られていなく、まだまだ不思議がいっぱい詰まった遺跡です。
発掘された遺跡を見ているだけでも、アンデスの麓のこの地に素晴らしい文化があったであろう事が想像できるティワナク遺跡。遺跡の保護がもう少しきっちりとできていたら、また、発掘自体も学術ベースですすんでいたらもう少し良好な状態で保存できるのかも知れないと考えると、現状の保存状態が残念でならなかったです。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 観光の所要時間:
- 半日
- アクセス:
- 3.5
- コストパフォーマンス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 展示内容:
- 3.0
クチコミ投稿日:2012/08/30
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