列車でライン下りを楽しもう
- 5.0
- 旅行時期:2003/08(約22年前)
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by fmi(ふみ)さん(男性)
マインツ クチコミ:1件
ライン河でも著名な見どころは、フェリーや観光船が往来する、マインツからケルンの間でしょう。多くの観光客は、船でラインを楽しみ、多分、沿岸の街では、世界遺産リューデスハイムを訪れると思います。
私は、ここを「列車」を使ってライン川を楽しんでみた。
コブレンツからマインツ(ヴィースバーデン)まで、ライン河には、両岸に鉄道が通っている。川を挟んでまるで複々線のように線路が沿っているのだが、この路線は、ヨーロッパ屈指の大幹線で、かつてはTEE、最近まではICEが往来、今もIC(インターシティ、日本の特急に相当)が、30分~1時間間隔で走る。普通列車(レギオナルバーン)も1時間おきに走るが、それ以上に、貨物列車の本数が多い。欧州の東西を通過する貨物列車の大動脈である。
ライン河西岸は、特急が、東岸に貨物が走るのが基本。
普通列車のうち古い客車は、冷房も扇風機も無く、窓が開くので、窓を開けてよりそうライン河を見ることもできる。時折貨物線と競走もしたりするし、対岸を走る列車と競走することもある。
このライン渓谷は、鉄道ファンに有名な屈指の鉄道撮影名所がある。ローレライよりちょっと上流の西岸に在る街、オーバーヴェーゼル(Oberwesel)だ。旅行者には古城ホテル、シェーンブルク城の麓の町と言えば分かるかも知れない。ライン河のフェリーの船着き場もあるので、リューデスハイムまで船で往来することも可能。
いかにもヨーロッパという感じのまちなみや教会、そして城塞跡があるが、観光地としてはマイナーで、ひっそりとしている。
鉄道ファンにはお勧めの町。船ではなく、急ぎになるが列車でラインを見るのも、楽しいと思う。
- 施設の満足度
-
5.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 観光の所要時間:
- 1日
- アクセス:
- 5.0
- コブレンツからマインツまでが見どころ。普通が1時間間隔、ICは1時間2本は走る。
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- フェリーより、普通列車の方が安いのではないか。
- 景観:
- 5.0
- 別の意味で著名なローレライはともかく、ヨーロッパそのものを実感できる
- 人混みの少なさ:
- 2.5
- 沿岸の街によっては、人が少ない。普通列車は空いている
クチコミ投稿日:2012/08/04
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