一時はアーグラから遷都された都市「ファテープル・シークリー」
- 4.0
- 旅行時期:2010/09(約16年前)
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by マンボウのお城さん(男性)
アグラ クチコミ:3件
ファテープル・シークリーは、アーグラの西約40kmに位置する、ムガル帝国第3代皇帝アクバルによって建設された都市です。
当時アクバルは跡継ぎに恵まれなかったが、予言を授けられ、王子ジャハーンギールが誕生しました。皇帝といえども、よほどうれしかったのでしょう、記念に新たな都を創り、アーグラから遷都したそうです。
台地の上に建設されており、直行するグリッドに則した幾何学的な都市計画が実施され、中心部は、宮廷地区とモスク地区とに分けられています。
ほとんどの建築物が赤砂岩によって建設されていますが、デリーやアーグラのような城塞とは趣が異なり、土着の建築文化とイスラーム建築の融合がなされた都市遺跡です。
そのため見学箇所は多岐に渡り、全部を見学するには何時間ではなく、何日という時間が必要だと思います。
なお、宮廷地区には以下のような建築物が残されています。
◆パーンチ・マハルは五層の建築物である。壁がない建築物のため、遊戯、納涼、展望のための施設であったと考えられています。
◆ディーワーネ・アームは皇帝と国民が接する開放的な建築物、広い中庭がアーケードに取り囲まれています。
◆ディーワーネ・ハースは皇帝の私的な謁見のための建物で、2階の吹き抜けに対角上のブリッジが掛けられています。ブリッジの交差部分にアクバルが腰掛け、1階の賢者の議論を見ていたと考えられています。
◆ジョーダー・バーイー殿は、アクバルの妃の名前がつけられたアクバルの宮殿でペルシア式の中庭建築であるものの、インド建築の要素を持ちあわせています。
また、モスク地区には以下のような建築物が残されています
◆ジャーマー・マスジドは、デリーに80年後に建設される金曜モスクとほぼほぼ面積です。
◆ブランド・ダルワーザーは、1573年にモスク地区の南側に建設されました。グジャラート地方の征服を完了させたことを記念した凱旋門的性格を持つ門で、丘の上にある大階段の上に建築されているため、高さは41メートルにもなります。
◆サリーム・チシュティー廟は、ファテープル・シークリー内の他の建築物と異なり、白大理石によって建設されています。
◆イスラーム・ハーン廟は、他のファテープル・シークリーの建物と同様に、赤砂岩で建設されています。
しかし、慢性的な水不足と猛暑のためか、わずか14年間(1574年~1588年)で廃墟となりました。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 友人
- 観光の所要時間:
- 半日
- アクセス:
- 4.0
- 日本からのツアーに全ての観光が含まれていたので、楽チンでした。
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 日本からのツアー料金は信じられないくらい安く、入場料も全て含まれていました。
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- 観光客も現地の方も多かったのですが、スコールのような雨が降っていたため建物の中だけ混雑していました。
- 展示内容:
- 4.0
- インドの世界遺産は、全て見どころ満載で失望するようなところは1つもありませんでした。
クチコミ投稿日:2012/06/09
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