一般の人が登れる最も危険な山「崋山」
- 3.5
- 旅行時期:2003/02(約23年前)
-
-
by マンボウのお城さん(男性)
西安 クチコミ:3件
標高2160メートル。道教の聖地である中国の華山は多くの巡礼者が訪れる地で、中国の五大名山の1つでもあります。
足を踏み外せば確実に生きては帰れないほどの高所で、足場として設置されているのは木の板や鎖、鉄の棒やハーネスをつなぐワイヤーなどで険しいことで有名な山です。
日本でも最も登るのが怖い山として、よく紹介されています。
マンボウは、真偽を確かめるために、実際に登ってみました。
訪れたのは冬だったので、細くて険しい道の両側には、まだ雪が残っていました。
ロープウェイを降りて、5分も歩けば両側が何もない坊主の岩の上に雪が残っているところを走破しなくてはなりません。
正直に申し上げると、滑って転んだら1000メートル落下した上で確実に死ねるところでした。
確かにほとんどの道や階段に鎖は張ってありますが、太もものあたりまでしかない上に、片側だけがほとんどでした。なので、すれ違う時は恐怖です。道幅も極端に狭く、冗談でも押されたら確実に落ちます。
また、階段の勾配は笑ってしまうほど激しく、下向きに転んだら確実に即死です。もし運良く崖から落下しなくても、大けがは必須です。
階段の勾配の激しさは、文章ではわかりづらいと思いますので、下記のサイトで実際に見ていただくのが一番だと思います。
さまざまな中国の山に登りましたが、やはりここは特別です。登りは上を見るためそれほど怖くありませんが、下りは恐怖心が倍増します。
ちなみに、日本人で亡くなった方はいませんが、中国人は毎年数人が滑落して亡くなっていることは事実だそうです。
また、冬の登山は絶対にお勧めしません。ただ、夏であれば滑ることはないと思いますし、足腰に自信がある方であれば、十分に気を付けて登れば大丈夫だと思います。
これが正直な感想です。
http://www.sekairo.com/209.html
- 施設の満足度
-
3.5
- 利用した際の同行者:
- 友人
- 観光の所要時間:
- 1日
- アクセス:
- 3.0
- 西安からバスでも行けますが、私は現地のツアーに参加しました。
- コストパフォーマンス:
- 3.0
- 現地のオリジナルツアーなので、普通ということで。
- 景観:
- 5.0
- 日本にはない景観です。一生に一度行ってみる価値があるところだと思います。
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- 夏はとても人が多いそうです。すれ違う時は気を付けましょう。冬は本当に滑りますので、お勧めしません。
クチコミ投稿日:2012/05/31
いいね!:1票
利用規約に違反している投稿は、報告することができます。 問題のある投稿を連絡する