絶景の海抜4,680m
- 5.0
- 旅行時期:2009/12(約16年前)
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by まつしょうさん(男性)
麗江 クチコミ:2件
2009年12月30日、麗江から足をのばして玉龍雪山に登ってきました。
玉龍雪山は標高5,596m。ロープウェイでいきなり4,506m地点まで登り、そこから階段で最高4,680m地点まで行くことができます。
当然、酸素は薄く、頭はボーとして、ハァハァ言いながら這い登っていくことになります・・・
朝8:30、麗江古城をチャーターしたタクシーで出発。玉龍雪山は麗江古城の北約15kmのところにそびえています。
道路の途中に料金所があり、そこから先が玉龍雪山国家重点風景名勝区になります。ここで風景名勝区への入場料として1人80元払います。同時に「麗江古城維持費」の領収書の提示を求められました。持っていなかったら、ここで古城維持費としてもう80元払わなくてはなりません。
ロープウェイのチケット売り場に9時過ぎに到着。でも、ここにロープウェイの乗り場があるわけではありません。
ここでロープウェイ往復150元、それと、ここからロープウェイ乗り場までのバス代20元、計170元を払います。(ここからはバスに乗り換えなければならず、タクシーをここの駐車場で待たせることになります。)
チケットを買ったら、奥の建物に進みます。この建物の奥にバス乗り場があります。
バスに乗ってロープウェイ乗り場まで10分ほど移動します。
9:30ごろ、ロープウェイ乗り場に到着。この地点ですでに海抜3,356mあります。
15分ほど並んでロープウェイに乗れました。
この時期、この時間で、下のチケット売り場からロープウェイ乗車まで約45分かかりましたが、(中国の)大型連休や観光シーズンなら、もっともっとかかったかも知れません。
9:45、ゴンドラに乗車。6人乗りで、3人ずつ、前向きと後ろ向きに分かれて座ります。
約15分で山上の駅に到着。
上のロープウェイ駅を出ると、そこは海抜4,506m。ロープウェイで一気に1,150m登ったことになります。
ここから階段で、さらに上に登ります。息が苦しくて、頭がクラクラするので、ゆっくりと登って行きます。みんな酸素ボンベを吸いながら歩いています。
酸素ボンベは麗江市内でも、山の下でも上でも売っています。(たぶん、市内で買っておいたほうが安いと思います。)酸素を吸うと、ずいぶん楽になります。この酸素ボンベと水は必携です。(私は、長いタイプのもの1本あれば十分でした。)
10:45、ついに私たちが行ける最高地点、海抜4,680mに到着。
玉龍雪山は標高5,596mなので、山頂はここよりまだまだ高いところにあります。未だ登頂に成功した者はなく、処女峰だそうです。
本当にすばらしい景色でした。
天気も非常に良く、風もそれほど強くなかったので、気温は零下だったでしょうが、きびしい寒さというほどではありませんでした。
ただし、高山反応には十分注意すべきです。酸素ボンベとミネラルウォーターは必ず持って行きましょう。また、天気が良いとは限りませんので、冬の時期は十分な寒さ対策も必要です。天気が良ければ紫外線が強いので、いずれにしても、顔を覆うような帽子かマフラーを持って行きましょう。(私は麗江古城で調達しました。)
高山反応は人によって、かなり差があるようです。私の場合は、以前にも多少の高度は経験済みだったのと、玉龍雪山に登る前に麗江市内(2,400m)に2日間滞在していたので、体も少し慣れていたためか、ほとんど問題はありませんでした。(もちろん、息は苦しかったけど。)
玉龍雪山に登られる方は、その前に麗江等の比較的高地で何日間か過ごされてから、行くことをおすすめします。
それと、どんな高山反応があるかわからないので、一人旅は避けたほうがよいと思います。(私の知人は、山上で調子が悪くなり、非常な睡魔に襲われ、途中で引き返したそうです。)
私が行った年末の時期(中国では休日ではない)は、人も少なめで、天気の良い日が多いので、絶対おすすめです。
- 施設の満足度
-
5.0
- 利用した際の同行者:
- 友人
- 観光の所要時間:
- 1日
- 景観:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- ただし、冬の平日
クチコミ投稿日:2011/09/24
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