三国志にまつわる武将たちが祀られた武候祠博物館
- 3.5
- 旅行時期:2011/04(約15年前)
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by SUR SHANGHAIさん(女性)
成都 クチコミ:8件
武候祠の武候というのは、蜀の丞相(じょうしょう=君主を補佐した最高位の官吏)だった諸葛亮のこと。
その諸葛亮を祀った武候祠はすでに1500年の歴史があるのだそう。明代になってから主君の劉備を祀った漢昭烈廟に併合され、清代には大殿も二つに分けられて今に至るようです。
ただし、今見られる建物群は、清代(1672年)に修復された姿ということです。
敷地内にはそのほかに劉備・関羽・張飛の義兄弟を祀る三義廟や資料館などもあって、思ったよりもずいぶん広い敷地。
お参りに訪れる人が多くて、線香の煙が立ち込める場所もありました。
敷地内のお店では、三国志関連の書籍や人形も売られています。人形はまじめな物からコミカルな色形と表情の物までサイズもあれこれ。ファンの方はお土産にどうぞ。
所在地: 武候祠大街231号。
開館: 8:00〜18:00
チケットは60元。
武候祠のサイト。http://www.wuhouci.net.cn/ 最初に出て来る画面で日本語版も選択できますが、翻訳がいまひとつ…。
上記サイト内の武候祠の絵地図。http://www.wuhouci.net.cn/Class_Main.asp?ClassFlash=3&LineImg=2&ClassBar=8&BigClassName=2 敷地内設備名の●をクリックすると、説明と画像が出てきますが、字は読み取りにくいのが惜しい。
※ 武候祠博物館の敷地と隣接して、古い町並みを再現した錦里という観光地があります。水郷の町風に水路があったり、石畳の遊歩道があったり。お土産屋さん、食堂、カフェ、屋台もずらりと並んでいるので、武候祠の後で寄っていくといいですよ。お勧めです。
●注:2011年4月中旬現在、金沙遺址博物館、杜甫草堂、武候祠の間は無料シャトルバスが走っていました。今後、三つまとめて訪れようと思っている人は確認の上で使ってみては?
使い方例: まず金沙遺址博物館に行ったとして、杜甫草堂や武候祠のチケットも一緒に買うと乗れるというシステム。各チケット売り場にバスの運行スケジュールも出ていました。
私は一番先に行った金沙遺址博物館から杜甫草堂に向かう時には、1時間に1本のバスとの時間が合わず利用しませんでした。杜甫草堂では次に向かう武候祠のチケットも買って利用させていただきました。
杜甫草堂から金沙遺址博物館、武候祠へ向かうバスは、北門からの出発。9:00〜17:00の運行で、どちらも30分に1本でした。
武候祠からの杜甫草堂や金沙遺址博物館へのバスは、正門出発。9:00〜17:00の運行で、どちらも30分に1本。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 4.0
- 金沙遺址博物館、杜甫草堂、武候祠の間は無料シャトルバスが走っていました。詳しくは本文で。
- コストパフォーマンス:
- 3.5
- 三国志に詳しい方なら評価がもっと上になると思います。
- 人混みの少なさ:
- 2.5
- 訪れる人が多くて、場所によってはずいぶん混み合う所もありました。
- 展示内容:
- 3.5
- 三国志に詳しい方なら楽しめると思います。
クチコミ投稿日:2011/08/03
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