杜甫草堂の敷地に広がる庭園で散策を
- 4.0
- 旅行時期:2011/04(約15年前)
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by SUR SHANGHAIさん(女性)
成都 クチコミ:8件
唐の大詩人杜甫が、安禄山の乱で成都に逃れて来た後、庵を建てて住んだという浣花渓のほとり。その場所に今の杜甫草堂があります。
当時の建物はすでに無くなっていますが、現在の敷地内には池を巡らせた広い庭園が広がっています。
杜甫が住んでいた茅葺の家を再現したという茅屋故居、碑亭、陳列館、盆景園、唐代の遺構などを辿ってみるといいですよ。
内部の施設や道筋を記した看板や、展示物の説明が随所に出ています。説明文は中国語のほか、英語、韓国語、日本語でも出ていました。
個人的にお勧めなのは、茅屋故居がある辺りの庭園と、草堂影壁がある辺りの風情。
外はひっきりなしに車が通る道なのがウソのようにしっとりとした雰囲気で、杜甫になった気分で散策も出来る場所という感じです。
掛け軸などのお店がところどころに出ていました。
トイレ用ペーパー、ウェットティッシュは持参すると安心。
所在地: 青華路38号。ここにある門は北門。金沙遺址博物館からタクシーだと15元。
開園時間: 8:00~18:00。入園は閉園20分前まで。
チケットは60元。チケットの裏にも、小さいながら敷地内案内図が出ています。
杜甫草堂のサイトはこちら。http://www.cddfct.com/main.html 最初に出てくる画面で日本語版も選択できますが、翻訳がいまひとつ…。
同サイト内の杜甫草堂の庭園を巡るモデルコース。http://www.cddfct.com/wy/index.html 地図上の施設名をクリックすると、その画像が別ウィンドウで出てきます。
●注:2011年4月中旬現在、金沙遺址博物館、杜甫草堂、武候祠の間は無料シャトルバスが走っていました。今後、三つまとめて訪れようと思っている人は確認の上で使ってみては?
使い方例: まず金沙遺址博物館に行ったとして、杜甫草堂や武候祠のチケットも一緒に買うと乗れるというシステム。各チケット売り場にバスの運行スケジュールも出ていました。
私は一番先に行った金沙遺址博物館から杜甫草堂に向かう時には、1時間に1本のバスとの時間が合わず利用しませんでした。杜甫草堂では次に向かう武候祠のチケットも買って利用させていただきました。
杜甫草堂から金沙遺址博物館、武候祠へ向かうバスは、北門からの出発。9:00~17:00の運行で、どちらも30分に1本でした。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 4.0
- 金沙遺址博物館からタクシーだと15元。
- コストパフォーマンス:
- 3.5
- 敷地内の広い庭園に点在する杜甫ゆかりの見所が見て回れます。
- 人混みの少なさ:
- 3.5
- 訪れる人は多いですが、敷地が広くて混み合った感じはしませんでした。
- 展示内容:
- 4.0
- 池を巡らせた庭園、杜甫が住んでいた草堂を再現したという茅屋故居など、見所多数。
クチコミ投稿日:2011/08/03
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