パリ北駅で職質(本物)
- 3.0
- 旅行時期:2008/04(約18年前)
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by とむさん(非公開)
パリ クチコミ:1件
パリ北駅で職質を受けました。
タリスに乗るためにホームで待っていたところ、ホームの両側に車両が到着し、どちらに乗るのか分からなくなりました。
案内を見ようと、スーツケースを連れに任せ、電光掲示板のある駅舎のほうに歩いていたら、急に肘をつかまれました。肘をつかんだのは厳しい表情をした私服の男性で、写真の付いた手帳を掲げています。脇には同じく厳しい顔の女性も立っています。
男は「警察です」と英語で言いました。偽警官のことが頭をよぎり、すぐ近くで別の旅行者を捕まえていた制服警官に目をやると、「我々はチームです」と言いました。確かに、この距離で偽警官は仕事はしないだろう、手帳も使い込まれていて写真もエンボス付きで本物らしい、と思い、応じることにしました。
パスポートを要求されたので提示し、「今タリスに乗ろうとしているが、どちらが乗るべき列車か分からないので確かめに行くところだ。ホームの先では、連れが私の荷物とともに座っている」と言うと、行ってよいというようなことを言われました。
原因ははっきりしませんが、手ぶらだったのが目に留まったのでしょうか。一方で、スーツケースをひいた若い日本人カップルが同様に警官にパスポートを求められていたのも見ました。
いずれにせよ、パスポートはすぐ提示できるようにしておくことは当然ですね。
列車を確かめてホームの先に戻るとき、先ほどの女性が、「あなたの列車はこっち」と教えてくれました。最後まで厳しい顔でしたが、恐ろしい人ではないと分かりました。
- 施設の満足度
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3.0
クチコミ投稿日:2011/04/25
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