人はここまで他人に無関心に残虐になれるのか
- 4.5
- 旅行時期:2008/07(約17年前)
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by shinkさん(男性)
プノンペン クチコミ:18件
もともとはリセ(高校)だったところで、クメール・ルージュ時代にはS21という暗号名で呼ばれていたところ。
他の方も言葉を失うという言い方をされているけれど、まさにそういうところで大騒ぎしながら来た人も建物に入ってしまうと静かに黙り込みます。外のまぶしいほどの太陽の光と建物内に展示されているものの暗い歴史のコントラストがより、言葉を失わせる感じ。
とくに収容所に入ったときに撮影されたと思われる人々の写真が多数展示されているのだけど、この人たちのほぼ全てが数年のうちによく分からないままにひどい拷問うけて殺されたのかと思うと、にわかに信じがたいが人の怖さを感じます。
なお、ここに来る前(あとでもいいけど)に興味があれば、フランソワ ビゾ著の「カンボジア 運命の門」という本を読んでみるといいかと思います。収容所所長であったドッチの知られざる一面や、当時の状況が生々しく書かれています。
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 4.0
- 自転車借りて街中を散策するついでに行けます
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- 入場料は2ドル
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- 展示内容:
- 4.5
- 正直みてて気持ちいいものではないです
クチコミ投稿日:2011/01/06
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