ミレニアムブリッジ Millennium Bridge

現代・近代建築

ミレニアム・ブリッジ　：　セントポール大聖堂とテートモダンの行き来に便利

5.0
旅行時期：2010/04（約16年前）

by ニッキーさん（女性）

ロンドンクチコミ：13件

ミレニアム・ブリッジはテムズ川南岸の再開発を図る「ミレニアム・プロジェクト」の一環として作られた全長325メートル、幅員4メートルの橋です。
北にはセントポール大聖堂、南にはテートモダンやシェイクスピア・グローブ座があり、その間の行き来にとても便利。歩行者と自転車専用の橋なので車が通らず安全です。

イギリスの有名な建築家ノーマン・フォスターと彫刻家アントニー・カーロによる設計とデザインは斬新でユニークです。吊り橋なのですが、両サイドにある左右各4本のケーブルで引っ張られた造りになっています。
2000年の開通当時、一度に大勢の歩行者が通行したため横揺れがひどく開通からわずか2日で閉鎖するという事態に陥りましたが、その後補強工事をして2002年2月に通行を再開しました。

映画のハリー・ポッター第６作「ハリー・ポッターと謎のプリンス」のオープニングシーンで、このミレニアム･ブリッジがものの見事に破壊されるシーンがありました。それはすごい迫力で、吊り橋が壊れる時はこんなに恐ろしいことになるのかとぞっとした覚えがあります。もちろん映画の中だけのお話ですが、映画に使われるぐらい今やロンドンの有名スポットになっているのですね。

橋の上やたもとはセントポール大聖堂やテートモダンの絶好の撮影ポイントです。
ただし、正午ぐらいからかなりの人混みになります。
人混みをできるだけ避けて写真を撮るには平日の午前中がいいかもしれません。