メンフィス遺跡でラムセス2世像やスフィンクスとご対面。
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- 旅行時期:2009/12(約16年前)
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by SUR SHANGHAIさん(女性)
メンフィス クチコミ:1件
メンフィスは古王国時代の首都がおかれていた場所。栄華が過ぎ去った今では埃っぽい小さい村と言った感じですが、メンフィス遺跡ではラムセス2世の石像やアラバスター製のスフィンクスが見られるので、ちょっと寄ってみるといいですよ。
サッカーラの≪ジョセル王のピラミッド・コンプレックス≫からだと車で10分足らずの距離にあります。
私たちはカイロからタクシーを雇い、メンフィスにはその日の最後に寄ってもらいました。
カイロ・シェラトン前でいつも待機していた日本車タクシーの運転手さんとお値段交渉し、カイロ―サッカーラ―メンフィス―ダフシュール―カイロの日帰りルートが往復250エジプト・ポンド。
メンフィス遺跡は小さい屋外彫刻公園と言った感じ。周辺にはこのほかにも神殿跡などの遺跡もありますが、メンフィス遺跡だけなら30分足らずで見終わる規模。
8:00~16:00オープン。チケットは35エジプト・ポンド。
敷地に入ってすぐ右手にある建物内にラムセス2世像が保存されています。このラムセス2世像は元々はすぐそばにあるプタハ神殿前に立っていたのだそうですが、今では脚部分が失われているので、仰向けにした形で保存されていました。上の画像と左下の画像がそう。そばに写っている人と比べるとその大きさがよく分かると思います。
対になっていたというもう一体の石像は、今ではカイロにあるんだそうですが未確認。
彫刻公園風に古代の碑や彫像が並ぶ広場には、上記とは別のラムセス2世の立像があったり、アラバスター製のスフィンクスもあります。
ここのスフィンクスに使われているアラバスターは雪花石膏(せっかせっこう)で、石膏の一種なのだそう。継ぎ目無しの一枚岩で出来ているそうです。
ギザのスフィンクスとは違って、大人なら背中に跨れそうな大きさ。顔立ちやひげもはっきり残っていました。右下の画像がメンフィスのスフィンクス。
トイレはラムセス2世像が入った建物裏手にありました。ここは使用しなかったので詳細は不明です。
屋台風のお土産屋さんが多数敷地内に出ていましたが、私たちが行った12月上旬にはお客さんが少なくて、午後3時過ぎにはもうほとんどが店仕舞いしていました。
敷地外にはパピルスなどのお土産屋さんを兼ねたカフェがあるので、飲み物休憩もOKでした。
- 施設の満足度
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4.0
クチコミ投稿日:2010/01/10
いいね!:2票
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