≪ジョセル王のピラミッド・コンプレックス≫敷地周辺は
- 4.0
- 旅行時期:2009/12(約16年前)
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by SUR SHANGHAIさん(女性)
サッカーラ クチコミ:6件
≪ジョセル王のピラミッド・コンプレックス≫一帯は、古王国時代の首都だったメンフィスのネクロポリス(死者の町=墓地)。そのため、ピラミッド以外にも、ピラミッドの原型と言われるマスタバ墓やその他の墳墓も無数に見られます。
敷地入り口のチケット売り場近くには、イムホテプ博物館、カフェやトイレあり。
飲み物は必携。紫外線対策のほか、ここは砂埃が一段とひどかったので埃対策も十分にしていくといいですよ。
別のクチコミにも書きましたが、敷地入り口から≪階段ピラミッド≫までは2kmくらいあるので、暑い季節にはラクダ、馬車利用を考えてもいいと思います。カイロから雇って行ったタクシーだと、敷地内部も回れました。
敷地は広大で、中心部の主な見所をさっと見て歩くだけでも1時間半くらいかかると思って行くのがよし。
≪ジョセル王のピラミッド・コンプレックス≫の中心は、左上の画像の≪階段ピラミッド≫で、ジョセル王によって紀元前2650年頃に造られたもの。
その特異な形は、それまでのベンチ型のマスタバ墓を6段重ねにした結果だそうです。
私たちが行った09年12月上旬現在は、画像に出ているように補修中で内部見学不可。裏手のセルタブと呼ばれる小部屋や葬祭殿あたりも補修工事が進行中でした。
左下の画像は、階段ピラミッドを取り巻く周壁の外へ続く柱廊。
階段ピラミッドを取り巻く外壁の外にも、右上の画像の≪ウナス王のピラミッド≫や、右中段の画像の≪貴族の墓≫、右下の画像の≪メルルカの墓≫などなど、文字通りネクロポリス=死者の町を連想する墳墓の眺めが続きます。
墳墓は公開されているものでも内部はすべて撮影禁止です。
注意したいのは、60エジプト・ポンドの入場チケットとは別に見学料金を取る墳墓があること。
撮影禁止のはずの墳墓内の写真を撮らせるからと言ってバクシーシを要求してくる人たちにも要注意です。
注:右中段の画像遠景のピラミッドはサッカーラのものではなく、ダフシュールの≪赤のピラミッド≫と≪屈折ピラミッド≫です。
- 施設の満足度
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4.0
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
クチコミ投稿日:2010/01/09
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