華僑の歴史を知る≪華僑博物館≫
- 5.0
- 旅行時期:2007/04(約19年前)
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by SUR SHANGHAIさん(女性)
厦門 クチコミ:7件
厦門(アモイ)市街地から南普陀寺方面に行く思明南路と同じ道筋の493号に、≪華僑博物館≫があります。
鷺江賓館あたりからだと、海濱大厦前から2路のバスで15分くらい、1元。バスはワンマンバスで、料金は乗車する時に運転手さん脇の料金箱に入れます。お釣りは出してくれないので小銭は必携です。
≪華僑博物館≫内の展示品は展示方法も新しくこぎれいにディスプレーされていました。入場料10元、9:30~16:30、月曜休み。うんと大きい博物館ではないので、一つ一つの展示をじっくり見られます。内部の撮影可。
すべての華僑が初めから商人として外国に渡った中国人というわけではなく、アヘン戦争(1840~42)で溢れた貧困層の人々が≪華工≫と呼ばれる肉体労働者(苦力)集団になって海外に流出したケースが多かったのだそう。
それ以前の英国の黒人奴隷制廃止(1833年)による労働力の欠乏も主要な原因になっていたとの事。
それらの≪華工≫のたどった過酷な歴史、行き着いた先で中国籍のまま根を下ろした≪華僑≫、落ち着いた先の国籍を取得した≪華人≫…などの歴史を知ることができます。注:≪華僑≫の≪僑≫には、≪仮住まい≫という意味があります。
華僑の歴史に興味のある方は行ってみるといいですよ。
上の画像:≪華僑博物館≫の外観
中・下の画像:≪華僑博物館≫内の展示の一部
- 施設の満足度
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5.0
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
クチコミ投稿日:2007/04/26
いいね!:2票
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