ヘミングウェイ生誕の地 Hemingway's Birthplace
史跡・遺跡
3.20
施設情報
クチコミ(2件)
1~2件(全2件中)
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ヘミングウェイのバックグランドを知ることが出来る
- 3.5
- 旅行時期:2019/06(約7年前)
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ヘミングウェイの心の奥底の秘密を垣間見た生誕の家。
- 5.0
- 旅行時期:2018/02(約8年前)
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シカゴ郊外のオークパークの街にある、ノーベル賞作家アーネスト・ヘミングウェイが生まれた家が、当時の雰囲気のまま、非常に忠実... 続きを読むに保存されていて、一見の価値があります。少年時代のヘミングウェイの家なので、本人よりも両親や伯父など大人たちの問題だらけの人生がヘミングウェイに落とした影を垣間見ることができて、驚きの連続でした。日本人から見ると大邸宅ですが、アメリカではまあ普通の、3階建ての家全体が見学できるようになっていて、おばあさんのガイドさんがつきっきりで説明してくれて、これがもう本当に細かい面白いエピソード満載で、大学でアメリカ文学を専攻した私も知らない逸話をたくさん聞くことができ、それを示す展示が目の前にあり、ヘミングウェイの作品の暗い秘密を見てしまった気がしました。
たとえば我が強すぎた母の遺品には、女の子の双子が欲しかったという理由でヘミングウェイを女装させて姉と双子っぽく育てたという写真(聞いたことはあったけど、写真を実際に見ると衝撃)、音楽の道をあきらめて主婦になった不満を夫にぶつけつづけて派手にお金を使い、夫を破産・自殺に追い込んだ母の音楽関連の展示、アウトドアが好きだった父の動物や鳥のはく製がたくさん置いてあるコーナーは不気味だし、当時としては珍しく生涯独身だった伯父の旅の写真(その影響でヘミングウェイはヨーロッパなど海外に憬れた)、そして、寝室に飾られているかわいいイラストは、俳優ハンフリー・ボガートの母で当時人気だったイラストレーターが描いたもので、ボギーとヘミングウェイが少年時代から知り合いだったことを知ったのも驚き…など、たくさんのエピソードに満ちた家の中を見ながら、最後の方の人生や作品の暗さの源流がここにあるのか…と腑に落ちました。
アメリカ文学好きな人、ヘミングウェイのファンの人、文学や小説や本を読むことが好きな人にはぜひぜひお勧めします。 閉じる投稿日:2018/10/07
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tottoko7777さん
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