テレビでイタリア語会話でこのクルーズが
紹介されていました。
詳細情報はありませんでしたが、ネットで
ベネツィアリバ...
続きを読むークルーズというキーワード
から、このイル・ブルキエッロの情報を入手し、
オンラインで予約して参加しました。
パドヴァ発、ベネツィア行とその逆コースが
運行されていますが、ブレンタ川からベネツ
ィアのラグーンに入って行く最後のハイライト
が迫力があって良いという口コミを読んで
前者を選びましたが、正解でした。
夕暮れ時に、だんだんの目の前に迫ってくる
ベネツィアの風景は本当に美しかったです。
ランチ前に終了する半日コースもありますが、
やはりこれを見ないと損です。
ベネツィアに至るまでは、サイドに点在する
美しい別荘を見ながらゆったり航行し、その内
3邸、特に有名な別荘の内部見学もあります。
別途料金で、パスタ、魚料理、デザートに
ワイン等飲み物(アルコールのみ)付きの
ランチを付けることもできたので、それも
合わせて予約しましたが、私の正直な感想
では、これは要らなかったと思います。
全体的に味がいまいちで、特に魚料理は
魚臭くて美味しくなかったし、私はアル
コール全くダメ、同行の母も弱いので
夕食時、後は寝るだけという時間帯なら
ともかく、昼間から飲んだら後がしんどい
というので、軽く口をつけた程度では
もったいなく、値段に見合っていない
内容でした。
出発前にパニーノと飲み物でも買って
参加する方がずっと良かったと思いました。
とは言え、ベネツィア二度目の私としては、
少し違った角度でベネツィアとその周辺を
楽しめるなかなか良いツアーでした。
ただ、もう一つ残念だったのは、これは当たりの
問題だと思いますが、ガイドの女性がとても
意地悪で不親切、アジア人蔑視だったこと
です。
相対的にイタリア人は陽気で親切、今まで
イタリアであまり嫌な思いをしたことが
なかったので、少々驚きましたが、まず、
集合時のチケット確認の時点から最悪でした。
場所に不案内な私たちは集合場所に一番乗り、
先頭で待っていたのに、そのガイドの女性は
いきなり私たちを無視。何度か目の前に
チケットを差し出しても無視するので、頭に
きて、最終的には自分が困るんだからと思って
離れた所で待っていると、最後の最後になって
ようやく自分から声を掛けてきました。
離れた所に立っている私たちに自分から声を
掛けてきたんですから、それまでわざと無視
していたことを自分から白状しているような
ものです。本当に最低なガイドでした。
その日、水かさが上がっていて最初からボート
に乗れない旨の説明を何度も他の客にイタリア語
でしていたのは聞こえていたので(当方イタリア語の
日常会話ができます)、私たちに英語で説明しよう
としたのを、イタリア語で「水が高いんでしょう。
分かっているわ。」と言い返してやったら少し
驚いたようでしたが、いけすかない女性に変わり
はありませんでした。
参加者はほとんどイタリア人で、一組だけアメリカ
人の参加者がいらしたのですが、その人たちが
午前中で抜けてしまってからは、ほとんどイタリア
語しか話さなくなり、いくら私がある程度イタリア語
を解するからって、一応英語・伊語両方で案内する
と明記したツアーなんだから職務怠慢と言いたかった
ですが、馬鹿は相手にしないことにして、ツアーその
ものを楽しむようにして、帰ってきました。
閉じる
投稿日:2015/11/25