正確にはシムケントではなく、シムケントから車で2時間弱の町・トルキスタンに位置します。
ホージャ・アフメド・ヤサウィとい...
続きを読むう、12世紀の高名なスーフィズム (神秘主義派のイスラム教)の指導者、詩人であり、中央アジアのイスラム化に大きな影響を及ぼした人物の廟(マザール)です。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%95%E3%83%9E%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%A4%E3%82%B5%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%BC%E5%BB%9F
13世紀末にティムールが彼の偉業を讃えて建築を命じたものだと言われ、当時のティムール様式建築が遺されています。敷地は広く、同じテュルク民族のトルコの援助で各設備が整えられていました。またこの廟は中央アジアの人々にとっての聖地で、メッカにも勝るとも劣らない巡礼スポットだそうです。
廟の内部の見学は限られたゾーンのみで、ヤサウィーの墓石を写真で写してもうまく写らないという伝説もあります。
シムケントからの行き方ですが、サマル・バスターミナルからマルシュルートカが片道500~600テンゲで出ています。正直なところ、手間と時間の割には…といった感想なので、この辺りの歴史などによっぽど興味のある方のみオススメします。
隣にあるトルキスタン博物館も合わせて見ると良いと思います。
閉じる
投稿日:2015/12/23