サンぺリグリーノのWorld Best Restaurantにランクインしている創作料理のレストラン。
チャイナタウンの...
続きを読むはずれ、シンガポールの中でもひときわ美しいプラナカンの建物が並ぶ一角にひっそりとたたずむ、シンガポールらしいコロニアルな建物。
料理はいろんな国の要素がちりばめられていて、多民族国家シンガポールらしいなと思った。そういう意味ではNYのフレンチに近いかも。
そして、創作性も味も、とってもハイレベルだった。
お店の方の人種やファッションもさまざまで、上品で華やいだ感じ。
空間は、どこの国にいるのかわからなくなるような不思議感あふれる宇宙的なイメージ。それもまた、さまざまな顔を見せるシンガポールの、とある一面の特徴の1つ(という印象を私は持っている)。
天国ってこういうところなのかな、とふと思った。そんな、静かで透明感のある空間だった。
★10 SNACKING
最初はモダンスパニッシュ風の絶品☆
☆9小さなポテトにアイオリソースとチリトマトをちょこんと乗せたものは、スペインタパスのパタタブラバスのアレンジだと思う。
エビの頭をかりかりに揚げたものは、メニュー名どおりスナック感覚。
☆10土に見立ててるのはなんと、チョコレートクッキーとガーリックだそう!斬新な組み合わせながら塩スイーツ的で、絶品☆
創作性もおいしさも、この上なくハイレベル。
★7.5 IDEA OF “KINILAW” CEVICHE
CURED SCALLOP THREE WAYS IN TIGER MILK
CUCUMBAR, APPLE JELLY AND AVOCADO
フィリピンのシェフがフィリピンテイストをセビーチェに取り入れた一品だそう。
もはやセビーチェの原型はなく、お花畑のように美しいきゅうりのスープ。
ヴィネグレットがきいていてさっぱり涼しげ(なのが暑すぎるシンガポールで心地よい)。
★7 バターは塩をしっかりきかせたもの。
★7 自家製パンもおいしい^^
★9 TORCHED HORSE MACKERELL
FRIED POTATO, BABY RADISH
ONION, CELERIAC BROTH
☆9.5鯵のたたきの火入れ絶妙で絶品☆片面の表面だけ炙り、他はレア。
☆8.5玉ねぎのスープは全体的に濃厚なクリーム系。
鰺の下にひそんでいるCeleriac Broth、全然セロリのえぐみがなく、ネギのように甘いのが驚きだった。
次は地中海の恵みがテーマだそう♪
2品同時にサーブ、メニュー上も一品としての記載。
★9 BABY SQUID STUFFED WITH RATATOUILLE
TOMATO BASIL VINAIGRETTE AND CRISPY KALE
ラタトゥイユの詰め物、バジルがきいていて酸味ある濃厚な美味しさ。
炙ったイカともマッチしている。
全体的に味がくっきり力強く、主張する一品。
★9 SANDWICH OF OYSTER,BEANS AND MUSHROOMS
サンドイッチの上にはアイスバーグというレタスにトリュフオイルをかけたもの、海苔のような味がするのが不思議。一口で食べると、いろんな要素がからみあって融合する。
★6.5DEGUSTATION OF “VEAL ASPIC”
☆7手前はリードヴォーのフリット
右上はほほ肉、左上は頬の皮の中にマッシュポテトを詰めたもの。
牛タンスープと粒マスタード。
オレンジのアクセントはキャロットソース。
グリンピースが枝豆のようなのが新鮮。
全体的に牛のゼラチン質の味。
★7 WHIPPED MANDARIN
MANGOSTEEN LYCHEE SORBET
LEMON GRASS GRANITE
いろんな南国フルーツのスイーツがちりばめられている、お口直し的な一品。お口直しとしては贅沢すぎるけど。
★7.5 “SNICKERS 2015”
遊び心たっぷりのメニュー。どんなものが出てくるのかわくわく^^
チョコレート、キャラメル、ヌガーといったSNICKERSの構成要素を分解再構築した一品。
Andreでは毎年、 “SNICKERS 201X(年度)”を作っているそう^^
ネーミングとはうらはら、東京でも出てきそうな甘さ控えめの上品なデザートだった。見た目どおりの味。
★6 コーヒー カフェみたいなグラスで出てきたのには驚き。かなり薄かった。
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投稿日:2015/07/04