チワワ太平洋鉄道 Chihuahua Pacific Railway

コッパーキャニオン（Barranca del Cobre）は、米国グランドキャニオンよりも大規模で、かつ深い渓谷地帯です。...  続きを読む壁面が銅色をしています。この渓谷沿いを走っているのがチワワ・パシフィコ鉄道です。

鉄道ですが、１等車のみが連結される曜日と、２等車も連結される曜日とに分かれています。１等車も２等車も全く同一の車両です。何が違うかと言えば、客層とやばさでしょうか。旅行会社経由でアレンジしてもらえば間違いなく１等になるでしょう。

近年は、鉄道に沿ってバスが走るようになりました。チワワ側からだと、サンラファエルまで舗装されていて大型バスで行けます。太平洋側からだとチョイスまで大型バスが走っているようです。鉄道はトンネルやら岩の間やらを走るし、運賃が高いのでバスの方がいいかもしれません。

観光の拠点はクリエル（Creel）が良いでしょう。宿のコスパが高いですから。コッパーキャニオンの展望台があるディヴィサデロまで１駅です。太平洋側の基点は、エル・フエルテ（El Fuerte）が良いでしょう。蚊が多かったですが。下りの鉄道は、エル・フエルテに１９時１９分到着予定でしたが、１時間ほど遅れました。日照時間の短い時期の観光はお勧めできません。それからセマナサンタ期間も。混雑するので。

なお、太平洋岸からチワワ州へ抜ける山越えルートですが、公共交通機関を利用するとなると、（１）米国との国境線近くを走る２号線を利用するルート、（２）鉄道、（３）マサトランからドゥランゴ、トレオンを経て北上するルートの３つになります。１６号線はＮＧです。  閉じる

投稿日:2014/05/31