アーガイル湖 Lake Argyle
滝・河川・湖
3.17
施設情報
クチコミ(1件)
1~1件(全1件中)
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堰き止めているダムは意外なほど小振りでした。
- 4.0
- 旅行時期:1998/08(約27年前)
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1971年にオード川を発電用に堰き止めたオード・リバー・ダムによって造られたダム湖・アーガイル湖を見に行きました。このアー... 続きを読むガイル湖は南半球最大の人工湖なのです。長さ5~60km、幅20kmくらいの広大なもので、説明にはシドニー湾の10杯分あるということですが、ますます想像がつきません。
地上からの観光では、オード・リバー・ダムを目指しました。カナナラから国道1号線(この辺りの愛称はヴィクトリア・ハイウェイ(Victoria HWY))を東南方向へ37km、30分強ほど走り、そこから右方向(西方向)に入っていきました。行けども行けども高い山はありません。日本のダムのイメージからいくと急峻な山間にダムが作られていますが、ここはオーストラリア、そんなところはありません。でも、やがて広大でゆるやかな台地状のところが前方に見えてきます。それからしば~らく走ると(脇道に入ってから約35km、1時間弱)やっとダム展望所に到着しました。
この大きな人造湖を造り出しているのですから、さぞかしダムも巨大かというと全然違います。幅はわずかに341mしかありませんし、高さも98.5mです。ロックヒル式のダムです。こういう地形のところを探すのも大変だったでしょうけど、上手い場所があったものですね。ここから眺める肝心のアーガイル湖ですが、期待をした広々としたイメージとは異なり、全体の何10分の一といったところでした。ダム展望所の真下には船着き場があり船も見えますから、アーガイル遊覧の船だと思われます。
展望所から下りて、ダムの堤上に移動します。頂上部の幅は1車線分くらいです。渡りきったところには、ダムのプレートが填まっていて、その後方には、ダムの取水塔が見えました。ダムの下流側には発電所からの排水が見えました。発電所の本体は地中に築かれている様です。その建設は難工事だったのか、ダム工事当初から始め、発電を開始は1995年だったそうです。その電気はカナナラの町、その北西方向にあるウィンダムの町、そしてアーガイル・ダイヤモンド鉱山(近年閉山されましたが・・・)で使用されているそうです。カナナラからのオード川クルーズではこのダム下までやって来るコースがありました。また、何日か後に、パールヌヌ(バングルバングル)遊覧飛行を利用した時、帰路はこのアーガイル湖の最南端(オード川の流入部)からこのダムまで湖の上を縦断して飛行をしましたので、上空からの観光が出来ました。
閉じる投稿日:2023/08/09
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