日本には、私の大師匠の道教のT先生がいるのだが、最近お目にかかれて居いない。
敬意を表して、香港最大の道教の寺院、黄...
続きを読む大仙に出かけた。病気治療・占い能力を持つ神様として信仰されている。
場所は九龍サイドだ。MTR観塘綫の黄大仙駅で下車しよう。尖沙咀から行くときは油麻地で筌湾綫から乗り換えて、6駅目だ。
北角からだと、将軍澳綫に乗り、2駅目の油塘で、MTR観塘綫に乗り換え7駅目だ。
出口B 嗇色園黄大仙祠から出ると、すぐ左手に龍翔道門樓が現れるので
その門をくぐろう。その先に売店が並んでいる、ここでお線香を購入する。一束10HKドルだ。私は30本くらいの線香を買ってしまったが、太めの3本の線香を購入したほうがいいと思う。
売店の50メートルほど右先には正門の第一洞天牌坊(写真左)があるのでここから侵入する。すぐ左側に 普濟勸門樓があるが、ここでは、強制ではないが、門の中央にあるお賽銭箱ようなものに、小銭を入れて入場するのが常識みたいだ。入れなくても入場はできる。
そしてまっすぐ進むと、金華分蹟牌坊(写真左)の前の広場に出る。
その前にはお供え台のようなものがあり、果物やニワトリ鳥の丸焼きなどが供えられていてそこで、拝む人も多い。
金華分蹟牌坊の右側には、お清めの水道があるので手を清めよう。
なぜか、水をペットボトルで持ち帰る人がいた。
そして購入した線香を包みから出した。金華分蹟牌坊の左側か、金華分蹟牌坊の門をくぐって一段上がったところの左側の油灯で線香に火をつけよう。
さらに10メートルほど直進すると、赤松黄仙祠大殿に到着する。
境内は線香で煙い。。。
かなりの人で混雑している。老人ばかりでなく、若者もたくさんいた。
作法は、中央前方にある線香台の前で、線香を両手で目前にかかげて、三拝して、お祈りをしさらに三拝して 3本の線香を左手で線香台に立て、また三拝するのが作法だ。
たくさんある線香を購入してしまうと、まず油灯で火をつけるのもたいへんだ。さらに3本の線香をたてることも出来ない。周りをみていると、そういう場合は10本づつくらいに小分けしていっぺん立ててもいいみたいだ。
本堂の前で、時間をかけて本格的に拝んでいる人も多数いた。
お参りが終了したら、占いに挑戦しよう!
本殿の左手にある窓口で、筮竹(ゼイ竹)の入った(100本)筒をまず借りてくる。いくつも筒が置いてあるので、そのまま拝借してくればいい。(無料)本殿の前にひざまずき、祈りながら、占ってもらいたいことを念じながら、筒を振って自然に落ちた一本筮竹の番号を覚えておこう。(一本落ちるまで振り続けよう)ちなみに私はナンバー1だった!
そして、筮竹の筒を返却して、左手の出口から出て、正面に占い館がある。
ここには、上層と下層からなり、161の占いブースがある。(上層には84番〜161番、下層には1番〜83番のブースがある)
基本的には、広東語なのだが、英語や日本語で占ってくれるブースもある。どのブースも奥に占い師が座って手前に1名か2名ほど座れる狭いスペースで占いを受ける。
私はその日本語可能な133番のブースを訪れだ。古今居士という看板の占いブースだ。先ほど引いた筮竹の番号をつげると、該当する小さい赤紙が取り出されて、占い開始だ。
最初に生年月日を占い師に聞かれる。その後、奇妙な日本語で、いろいろなことを言われる。過去、未来、仕事運、家庭、恋愛運、ここ数ヶ月の運勢など多岐にわたる。相性のいい干支と相性の悪い干支なども、、手相、顔相も見てくれる。
不思議と過去などが、当たっていたので、興味深かった。
20分くらいで占いは終了し、黄色い紙に名前を漢字で書くように言われ、そのお札をあとで燃やすと言われる。
それから、金運がつくと言われて、お札(写真左下)をもらった。そして来年の旧正月の2月17日〜20日に燃やすように言われた。
自宅で燃やせばいいそうだ。しかし外で燃やすように言われた。
料金は 手相・顔相などが、400HKドル、祈祷料が180HKドルあわせて、580HKドル(約8700円)だった。日本語の場合は広東語よりも高いみたいだ。
後日、判ったのだが、私が占いをしてもらった133号の先生は、週刊『香港ポスト』の今週の干支占いでも有名な李杰(ケン・リー)先生だった。
黄大仙廟哲理中心2樓133号
9254-5128 10:00-17:00 要予約
そのほか占い館を歩き回って日本語可能なブースが4つあったので紹介しておこう。
上層に3つ
103番 縁機館(写真左)
116番 明月日(写真右)
119番 美美居士(写真左)
下層に一つ
31番 太子軒(写真右)
合計5箇所日本語可能な占いブースがある。
営業時間は7:00〜18:00 料金はブースによって異なる。
人気のブースはその外に何人も待っている人がいた。(いずれも広東語のブースだが)
香港に来たらぜひ訪れてもらいたいところだ。
『黄大仙寺院】 2327−8141
7:00−17:30
九龍黄大仙竹園邨2號
写真付き詳細⇒http://amet.livedoor.biz/archives/50289146.html
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投稿日:2007/03/11