シムに関して

回答日：2024-02-27

yuuminnさん、こんにちは。

現在「Google Pixel7+au」という組み合わせで使っているのですよね。

まず細かい話をしますが、シム(SIM)というのは、スマホの中の「通信関係を司るICチップ」のことを言います。なので、今はyuuminnさんのスマホは「auのsim」を使って毎日日本で利用していることになります。

アルゼンチンに行った場合、アルゼンチンの通信会社(A社)のsimを使わないと通信できません。(質問を読む限りではこの辺はご存知と思いますが)よって、普通は「auのsim」を「A社のsim」に入れ替える(手でスマホのスロットを開けて、ICチップを自分で入れ替える)ことをしないといけませんが、Google Pixel7は「デュアルsim,esim(後述します)」対応となっています。
https://store.google.com/jp/config/pixel_7

デュアルsimというのは、simを二枚入れることが出来て、切り替えて使えます。よってGoogle Pixel7であれば、今使っている「auのsim」以外に、「A社のsim」を入れて、日本ではau、アルゼンチンではA社と切り替えて使うことが出来ます。更にsimは上述した「物理的なICチップ」以外に、端末の中に既にICチップを組み込んでいて、その中の情報を書き換えることによってアプリ的にsimを入れる事が可能なものがあります。これをesimと言って、esimを購入すると、先方からQRコードがメールで来て、それを読み込んで、2,3回タップすればsimの組み込みが終了します。ICチップの入れ替えを人力でしなくていいので非常に便利です。この仕組みも Pixel7は対応しています。(念のため、これらの事はご自分で確認してみて下さい。)

質問に戻ると

>一カ国ではいいけど何カ国に行く場合あまり使いがってが良くないので、
これはよく意味が分からないのですが、私はドコモで似たようなプランを使ったことがありますが、国が変われば勝手にその国の電波を拾うようになるはずです。国境付近ではB国とC国の電波を拾ったり、拾わなくなったりするので、「Welcom SMS」が何度も飛んできたりします。コストを考えなければこれが一番楽なはずです。

>シムに関して7年前繋がらずアマゾンから返金してもらった経過あります
これは恐らくですが、周波数帯が合わなかったからだ、と思います。日本でもそうですが、例えばauの5Gだと7つの周波数帯があり、Google Pixel7だとそのうち5つの中から常にどれかを拾って通信しています。
https://www.au.com/support/service/mobile/procedure/simcard/unlock/compatible_network/

この周波数帯はスマホ側で「使える周波数帯」が設定されているので、例えばauの5Gで言うと4.5GHzはPixel7は拾うことができません。仮にd国に行った時、そこの通信会社e社の5Gが4.5Ghzしか使ってなかったら、例えe社のsimを買って入れても、Pixel7では繋がりません。

もちろんどこの国の通信会社も4G,5Gでそれぞれ複数の周波数帯を持っているので、どれかにはつながるのですが、この辺はiPhoneが優秀で周波数帯はあまり考えずに世界で使える(というか、アップル側が各国の通信会社にこの周波数帯を使え、と言ってるのでしょうけど)のに対して、アンドロイドはいまいち規格が統一されてなくて、繋がらないことがありました。最近はだいぶ解消されている、はずですが・・・。

これを踏まえて、例えば
https://esim-globals.com/products/argentina-esim?
適当に検索して引っかかってきたものですが、対応機種とかの記載があるのは上述の「周波数帯」が合っているもの、という意味が大きいです。また、
https://www.airalo.com/ja/argentina-esim
こんな風にアプリを落とせば、あとは国単位でいろんな国のesimが使えますよ、というアプリもあります。

この辺はauの直接の利益につながらないので、ショップに行ってもなかなか詳しい事は教えてくれないですが、世界携帯を使いたいんだけど、という前提で一度話を聞いてみる方がいいかも知れません。(私もauが独自にGoogle Pixel7に何か規制をかけていれば、それについては分からないです。)素敵なご旅行になることをお祈りします。