潮の満ち引きを見る絶景ポイントを教えてください

回答日：2007-02-27

昨12月7?8日とMSMに1泊し、まさかの満潮？大潮？に遭遇しました。
結論から言えば、島内なら何処でも絶景ポイントになり得るでしょう。
我々はｶﾞｲﾄﾞ無しの個人旅行故に、帰りの交通手段のﾊﾞｽ停を
探すのに大？風雨の中、右往左往し、ゆっくり満潮を味わう
余裕が無かったのがﾎﾝの少し心残りかな・・・です。
どうか、良い旅を！

回答日：2007-02-25

モンサンミシェル（MSM）は近年とみに日本人旅行者の観光スポットとして
注目を浴びておりパリを訪れるツアーのオプショナルツアーとして
はずすことのできないスポットとなっているようですね。

ただ、パリから訪れるにはあまりに地の利の悪い地点としても有名ですね。
また日本からの殆どのツーリストは、ワンポイントでMSMを訪れるようですが、
ここMSMは確かにノルマンディー観光のポイントとして外すことのできないポイント
であることは間違いありませんが、
あくまでもノルマンディーの一ポイントとして位置づけるほうがよろしいと思います。

かくいうわたくしはご存じの通り数年前までは（仕事の関係で）
年二回パリを訪れる機会があったのですが、その度にここMSMやその周辺の
ノルマンディー地方で一泊はしたものでした。

私がMSMのことを知ったのは（他の「クチコミ｝でも述べていますが）
映画「ラスト・コンサート」のロケ地として使われてからです。
これはこちらMSM（およびその湾）が「世界遺産」に登録されるよりも前のことです。

さてこちらのご質問は、「塩の満ち引きの見方」についてのご質問ですので
そのことについて簡単に紹介しておきますね。

お答は簡単！
塩の満ち引きならば「どこででも」というのがお答です。

しかしちょっとまって！　この湾の干潟については
例えばgoogle earthなどで見ていただけるとよくおわかりになると思いますが、
非常に広大な地域が干上がること、（ヨーロッパ最大、おそらく世界最大）
最大規模の干満の差がみられること、
（MSMは　48°38'7" N, 1°30'38" W　の地点にあります）
世界遺産となった根拠は実はMSMという建築物というよりも
こちらの世界にもまれに見る地学的驚異によるものだということ。

さらにこの地域は同時に世界でもまれに見る渡り鳥の宝庫でもあること
（これも干潟があるからこその現象だからですが）

この地域が世界遺産であることの根拠は
ｸﾗｲﾃﾘｱ（1）（3）（6）によっています
ｸﾗｲﾃﾘｱの詳細は以下のｻｲﾄを
http://whc.unesco.org/en/criteria/

通常この干潟はどこでも歩けるというわけではなく、つまり
あまりにも広大でどこに深みがあるかわからないという理由から
ガイドが同行することになっています。
だからもしお一人、あるいはガイドなしで歩かれる場合（その気になったら）には
（恐らく長蛇の列となっているだろう）既定のルートに乗って
歩かれることをお勧めします。
最も一般的なルートはMSMから丁度真北にあるTombe d'Helene
までの約４kmということになるでしょう
(その直前に大きな海溝あり!)

また、かなりマニアックなアプローチになりますが、
そこはここMSMでは次のような変わった体験もできます

・ヘリによる遊覧飛行（一番まとも？）
・馬を使った干潟遊覧（ラクチン、ラクチン）
・ハンググライダー、モーターグライダーによる遊覧（マニア向け）

などがあります。（地元ホテルや旅行社にお問い合わせを）

さらに、、、（すでに「くちこみ」で紹介していますが）
かつてあの砂州では観光鉄道が運行されていたって知ってましたか？）

今回はここまで。
（ずいぶんと、質問以外のことをかきましたね）

Bon Voyage !
by けんちゃん