コンラッド　モルディブ　海やエステについて情報ください

回答日：2015-09-28

はじめまして。
2009年にコンラッドにハネムーンで宿泊しました。
スパのこと、ダイビングのこと、部屋のタイプについて書かせてもらいます。

まずスパについて。
もうご存じかもしれませんが、コンラッド?モルディブはふたつの島から成り立っています。スパリトリートは本島に、水上スパはもうひとつの島にあります。
さんがどのような目的（家族旅行か、ハネムーンかなど）でコンラッドにいらっしゃるのかわからないので、どちらの島をメインに過ごされるかわかりませんし、その後施設に変化があるかもしれませんが、ご参考までに。
結論から申し上げますと私たちは結局スパ?リトリートでしか施術を受けませんでした。ビーチヴィラ、水上コテージ共に本島での宿泊だったため、水上スパのある島へはお散歩でしか出かけなかったというのが理由です。ただ、スパ?リトリート、水上スパ、いずれも水上にあり、魅力的な雰囲気満点の様相でしたよ。
体験したスパ?リトリートについて。
施設は本島の北に位置し、ビーチヴィラと水上コテージの中間にあります。陸でなく浅い海の上に建っています。
1時間くらいのマッサージやヨガなどから、2週間かけたボディメンテナンスコースまで、様々なトリートメントが用意されていました。日本人の忙しい休日では2週間なんて夢のまた夢ですね！
わたしは90分と3時間のコースのトリートメントをスパリトリート内で受けました。またトリートメントルーム付きの水上スパに宿泊した際は、水上スパまたはスパリトリートでの施術どちらかを選ぶスタイルてで、お部屋の方に2時間ほど来ていただいた日もありました。
リトリートの中は広く静かでゆったりした空間です。沢山のトリートメントルームに分かれていました。部屋までの移動中の廊下は間接照明で落ち着いた暗めの空間でしたが、トリートメントルームに入るとガラス張りで明るく、開放的な雰囲気です。お風呂やシャワー、やトイレ（まで！）も野外のデッキにあり海に面していて、開放的過ぎるくらい。とはいえ、もちろん客同士は互いに見られないような作りになっていました。
施術師のみなさんとてもフレンドリーで穏やか。モルディブはイスラム教が主の国であるため、施術師はタイやフィリピンなど外国の方々が多かったです。
パウダールームで専用のパンツとガウンに着替えトリートメントを受けます。3時間トリートメントの方では、わたしたちは体に潤いを与える、というような目的のトリートメントを受けました。オイルマッサージ、泥パック、全身ラップなど、施術師さんたちとおしゃべりしながら至れり尽くせり、まな板の鯉状態で至福のひとときでした。
これは水上スパとの違いになるのですが、リトリートの方は床がガラス張りにはなっていないので、うつ伏せでトリートメントを受ける際魚は見えません。水上スパの方は深めの海側に面しているので、ガラス張りの床から水中の魚が見られるのがウリですよね！
スパリトリートは浅い海上に建っているのでそれができないのだと思います。それでも、三方ガラス貼りのトリートメントルームで水面から反射する明るい光を受け、目は海のエメラルドグリーンや薄い水色に満たされながらのトリートメント、なかなか良かったです。
他にはツボに熱した石を置いてホットストーンというトリートメントもありましたね。ジワ?と効きそうで一瞬そちらにも惹かれました。
余談ですが、施術師のタイ人の方によれば、欧米人にはホットストーンが結構人気なんだとか。日に焼けて真っ赤な肌に熱?いホットストーンを乗せてもあまり痛がらないのよ、と言ってました。もっと熱くしてと言われるんだとか。反対にアジア人は焼かないし、ホットストーンを好む人が少ないそうで、肌が薄くて繊細なのよ、って言うことでした。確かに真っ赤な肌でリトリートに入る欧米人を沢山見ましたが、自分だったらあんなに痛々しく焼けた肌を触られたりマッサージされるなんて、こわい?と感じましたね。
話は戻ります。至福のトリートメントの後は浅瀬に来る青いお魚を見ながらフルーツとお茶をゆっくりといただき、自分を大事にした時間の余韻に浸ります。
お値段は日本国内で受ける一番的なトリートメントの2倍くらいだったかと記憶しています。ハネムーンくらいでしか思い切れない価格設定でしたが、レストランもバーも全てが高いので、リゾートにいる間に段々感覚がマヒして来てしまいます、、（離島前に精算ですが、内心ヒヤヒヤものでした！）
水上スパは散歩のときに立ち寄ってみましたが、エントランスからトリートメントバスの棟が突き抜けて見え、開放的な空間が演出されています。ホームページなどにも掲載されているのでもうご存知かと思います。
海に伸びた桟橋の先端には大きなお風呂があるようです。（その両脇にトリートメントルームが配置されています。）
わたしたちが見かけた時はお風呂にはカップルが入っているようでした！桟橋が結構長いので、裸が見えてしまうようなことはありませんでしたが、かなり開放的な空間なのは間違いありませんね。

ダイビングについて。
うちはインストラクターがついていてくれる体験ダイビングのみ参加しました。1時間、深さは10mまでという内容です。インストラクターは日本人でしっかりフォローしてくれましたが、あまり愛想のいい方どはなかった記憶があります。イター脇から入り、水中レストランイターの横を通りレセプション近くのビーチ付近へ回りました。水中外からイターを見る貴重な機会となりましたよ。イターの下には大きな大きな魚が鎮座していたり、様々な魚が見られ楽しかったですが、イター周りの魚への餌付けや、ビーチが近いこともり、正直こちらも海が綺麗とは言いがたく、、また、わたしたちはダイビング初心者だったので、耳が痛くなったり、なかなか思うように深くまで潜っていけずジタバタ。ついていくので精一杯でした！
そんな訳で、船で沖に出るダイビングの方がきっと綺麗な海と魚を見られると思います。それがドリフトダイビングなのかどうかは、すみませんがわかりません。確かアイランドホッピングツアーというのもあったと思います。ダイビングもできるのかな、、
魚を見たいというの目的でしたら器具を背負わずとも本島脇でしたシュノーケリングだけで十分かもしれません。ドロップの入口でも沢山のカラフルな魚の群が囲んでくれます。

コテージについて。
旅の目的に寄りますが、家族なら水上コテージより断然ビーチヴィラステイがいいと思います。ビーチヴィラは何と言ってもまず広いです！部屋によりプールが付いていて、迷子の心配なく子どもを遊ばせられますし、プール脇から海にも直結しています。また、シュノーケリングポイントも本島脇にあるのでビーチヴィラからが近いですね。レストランやバー、レセプション、ドクタールームへの移動も楽です。本島ともうひとつの島を繋ぐ桟橋に夜大きなマンタが来て幻想的なのですが、そちらにもアクセスがいいですね。
対して本島水上コテージは文字通り海の上に建っているので浮遊感がありますし、海に降りられる階段があるので魅力的です。部屋併設のデッキのビーチチェアで日がな1日ボンヤリしたり、海に入ったり甲羅干ししたり、プライベートな空間が保障されています。水中コテージ下を泳いでいて小さめのマンタも見られました。
ただ現実的なことを言ってしまうと、こちらも潜った海がすごく綺麗とは言えません。小さな魚は沢山見られますが、サンゴは死んでいます。スパリトリートの野外シャワーは海にそのまま流れていますからね、、
水上コテージは各棟が独立していて陸から隔絶された感覚があるのでカップル向けだと思います。部屋により陸からだいぶ離れています。わたしたちはたまたま本島の水上コテージ最先端に宿泊できたのですが、つまり陸から1番遠く、本島の陸地まで歩いていくだけでちょっとしたアクティビティのようでした。ジリジリ照りつける陽を浴び、桟橋下を泳ぐ魚を見ながらの散歩はそれはそれで楽しいのですが、毎日となるとちょっとシンドイ。（デッキは施術師のお姉さんたちも日傘を差して歩いていましたよ。）その度カートを呼んで、待って、チップを渡して、などとなると時間のロスもありますね。
というのも、毎日何かしらアクティビティを入れるとすると、部屋からの往復移動の時間により結構縛られる可能性もあるわけです。いずれにしても、島全体にスローな空気が溢れ、アクティビティもほとんど単独参加だったので、焦る必要はないと思いますが。
ただ、曜日によりアクティビティが異なっていたので、現地到着及び出発曜日により、参加できるアクティビティが多少左右されるかと思います。到着日にスケジュールを確認し予約するのもいいと思いますが、現地でのゆとりを考えるなら、メールなどで前もってスケジュールを聞いたり予約することもできると思います。
以上は本島水上コテージの話で、もうひとつの島の方の水上コテージには泊まりませんでしたので勝手が少し違うと思います。そちらは長い桟橋はなく、島併設のタイプだったので。

その他、4泊以上するとスパ?リトリートのサービス券が付いてきたり、イターでの朝食サービスが一回（その後グレードアップしてくださりランチになりました）、水上コテージもかなり割引が受けられたり、ウェルカムスパークリングワインなど、色々と素敵なサービスが受けられました。
また日本人スタッフの皆さん、現地スタッフの皆さん、本当にフレンドリーで気持ちがいいです。

楽しい旅行になりますように！

【参考URL】http://i.4travel.jp/travelogue/show/10704853