国立歌劇場、国民劇場の座席について

回答日：2006-03-30

eieiさん、こんにちは。2004年と2005年の夏にプラハに行きました。
2004年は、特に日本から予約せず、現地のボヘミアチケットで、欲しいチケットをゲットしました。2005年度は劇場のチケット売り場で直接ゲットしました。
プラハのボヘミアチケットは、観光案内所もあるにぎやかな Na Příkopě 通りにあります。小さなオフィスですが、見つけにくいことはありません。地下鉄・トラム駅からちょっと歩きますが、Na Příkopě 通り自体が、ショッピングストリートとして、端から端まで歩けてしまう程度です。

プラハに行ったのは夏でしたので、国立劇場・国民劇場はシーズンオフで休みでしたが、エステート劇場は行ったことがあります。モーツアルトのオペラ「ドン・ジョヴァンニ」を見ました。なので国立劇場も国民劇場も具体的なステージの様子はわからないのですが、日本の1000人規模の劇場に慣れていると、エステート劇場はいわゆる「中劇場」レベルで、思ったより小さく感じられました。そんなに前すぎなくても、十分観劇できるのではないでしょうか。
前の人が座高が高いと見られないという心配はごもっともです。どちらの劇場も前の席との段差がどのくらいであるかは不明です。が、前の方であればあるほど、あまり段差がないところも多い気がします。
1、2列目があいているのは、たしかにずっと見上げる角度がつらいと判断する人が多いからでしょう。見上げる角度はたいしたことがないと思いがちですが、上演の間、夢中になっているとずーーっとその姿勢ですので、意外に肩も首も凝るのは確かだと思います。
また、前すぎると、舞台全体がよく見えなくて、せっかくの舞台演出が十分に味わえないという欠点もあります。その点、多少、役者が小さくなっても、２階席というのは全体が見えますし、内容によってもし群舞みたいなのがあり、それを楽しみにしているとしたら、２階席の方がずっといいです。
私は観劇は、どちらかというとバレエやダンスが多いので、音響は二の次です。
オペラであれば、むしろ音響を気にされた方がいいかもしれませんね。