中国伝統工芸品を買いたいのですが

回答日：2008-05-07

現在の工美大厦が、これまでの北京工芸美術服務部の後を受け継いでいると言う
「イメージ」ですね。元々の工芸美術服務部は、市場みたいな古風な旧式のビルで、
王府井が今の姿になった時、その機能は工美大厦に取って代わり、場所も移動した
ようです。

新式の総合古玩城の類は、良質なデパートに見えますが、形はその大きなビルが
経営していると思える規模とグレードですけど、実際は単なる外部業者が集まった
テナントビルです。良く吟味して買わなければ、「高価格＝本物」と言う感覚では
大変なものを掴まされてしまうと思います。
それならまだ、本物の正式発票（領収書）が貰える国営の老舗が一番無難です。
十河里と言う、潘家園の南東にある所にも骨董市場が有りますが、結構訝しい
店が集まっていました。ここも見た感じでは安心してしまうような大型ビルです。

玉の大御所「新疆和田玉」など、現在は国が管理し販売網を仕切っているものなん
ですが、そんな事お構いなしで「国家認定」などと平気で書いて売っています。
こう言った商売は、極々末端の地域管理任せなので、その工商局の地域管理者に
賄いを届ければ、すんなり目をつぶって貰える社会ですから、最後は自分の目と
言う事になります。

逆に、百工坊のような田舎の学校みたいな所で一生懸命作業している人達の方が、
製品の選択肢は制約されますが、安くて良いモノが手に入ると思います。
百工坊には、玉雕坊，翠玉坊と言う関連しそうな部屋がありますので、彼らなら
材料の本物ルートも知っています。
（建物の中が部屋に別れていて、工芸師それぞれの工作室兼販売所になっています）

　こま

回答日：2008-05-06

北京に居る牛街というものです。
水晶など天然石の置物ならば、藩家園の近くの「北京古玩城」に行ってみては
どうでしょう。一階には確かにはそういった店がありました。
藩家園旧貨市場の２００ｍ南側にある４階建てのビルです。
骨董屋のテナントが入ったビルです。

店を構えたところなので、信頼はおけそうな感じですが。
しかし、ここの店は何でも高いことを言いますね。

その更に南にも,８階建て（？）の大きな骨董屋のテナントが
入ったビルができました。そこの名前は・・・・　チョッと
思い出せませんが、「天○古玩城」だったかな？
とにかく、藩家園の南側とか、更に南の十里河には、骨董屋が
入った大きなビルがいくつかありますので、そこを回ったらどうでしょう。

鑑別書に付いては分かりませんが、書いてくれと言えば、書いてくれる
かもしれません。しかしそれは権威がある鑑定書なのかどうか？
奇石愛好協会の鑑定書なんてのなら、あるのかもしれませんが・・・
貴石愛好協会なんてのは無いかも。

石といえば建国門外大街にある友諠商店の三階か４階にもあったようなきがしますが。

では、いい品物を見つけられるよう、幸運を祈ります。

回答日：2008-05-06

mizunisakanaと申します。
これから書く事は参考として下さい。私も中国に色々関わるようになり、”翡翠や水晶”のペンダントやブレスレットなど非常に興味があり中国の友達や骨董品業を行っている知人など色々聞いた時期があります。結論は、全て”疑い”があります。
鑑定書自体がにせものであったりします。大きな百貨店の大体１階にあるジュエリー屋でも同じだそうです。様は自分の気に入った色、形と値段との兼ね合いで”買う”しかないようです。実際中国人の方でも自分の求める色、形と値段を数年掛けて探している人が居るくらいです。翡翠は身を守ってくれると信じられています。
女人街にも検定書つきであります。

回答日：2008-05-06

「伝統工芸品」で有れば、こま達の居る百工坊になりますが、翡翠や天然石が元で
作られる工芸品となれば、種類の面から考えれば、仰る「工美大厦」の高級品
コーナーか、友誼商店の同系統の店が安全です。老舗の本元、工芸美術服務部は、
別の所に移って規模縮小していました（東単の北側、東西北大街方面）。
王府井工美大厦での買い物も、販売コーナーによっては「個人テナント」ですので、
三流品も有りますから、充分お気を付け下さい。）

百工坊（http://www.jcbgf.com/default0.asp）は、国務院公認の工芸師保護基地。
そこには、琉璃、骨彫刻、景泰藍（七宝焼）、毛猴、火筆画、鼻烟壺（瓶内画）
などの中国伝統工芸大師を集め、実演なども見られる販売所です。

潘家園は、目利きが出来ない場合は論外です。

　こま