可愛いホテルですが、客対応は完全にNG

台湾在住の日本人会社員です。
二ヶ月半ほど前に台湾のイギリスとアイスランドのツアーに参加し利用しました。
こじんまりしたホテルとのどかな景色をディナーまで堪能していましたが、ディナー後ウェイターに熱々の熱湯をかけられ火傷させられました。
右手に珈琲左手に紅茶を持ったウェイターが珈琲を注ぐ時、右手側に持った紅茶が斜めに傾いて私の右肩附近から腕にかけて紅茶をこぼしたのです。
突然痛みが走り「あっ」と声を出し立ち上がりました、一緒の円卓テーブルで食事をしていた同じツアーの人もすぐに熱湯をかけられたと察知し私にすぐにシャツを脱ぐよう言いました。
長袖のシャツを着ていたのですが、とにかくその場で何とかシャツのボタンを外しとりあえず脱ぎましたが、そうやっている間もそのウェイターは次の人次の人へと飲み物のサーブをしていました。
すぐに水のあるところで冷まそうと部屋に行こうとしていたら、女性のウェイトレスが慌てて布巾に氷を4つ包んで渡してくれました。
部屋のバスルームの洗面台で水を流して腕を冷やしていたら、別の黒人男性のウェイターが使いかけのファーストエイドクリーム(いわゆる切り傷や擦り傷用)を持って来てくれ、一旦塗ったのですが流水を流しながら冷ましていないと、すぐにヒリヒリと痛く熱くなってとても耐えれず、その夜はほぼ一晩洗面台の所に椅子を持ってきて腕を冷ましていました。
紅茶で汚れてしまったシャツの洗濯を頼みましたが、ホテルにはランドリーの部門がなく外のクリーニングへだすので住所をくれとのことでしたがツアーでしたし数日後はアイスランドへ行く予定となっていたので、あきらめ自分で洗いました。
ホテルからはそれっきりで、次の日の朝も何も謝罪されることなく、ツアーでの参加でしたので、出発時間などで他の参加者に迷惑をかけたくなく、とりあえずホテルから出発しました。
13日のツアーの4日目で火傷させられ、その後にエディンバラやヘラを回ってアイスランドへ行きましたが、毎日火傷の痛みに耐えながらの旅となりました。
仕事の都合をつけ会社から何とか有給をとってやっと実現した13日の旅行ですごく楽しみにしていたのですが、この火傷で台無しになってしまいました。
火傷させられたのに謝罪の一言もなく、氷4つと残り少なくなった傷薬のみの対応とはあまりにもお粗末としか言いようがありません。
帰国後、ホテルにメールで謝罪と賠償として旅費の負担を求めました。謝罪メールはすぐに受け取りました、莫大な賠償金を要求するつもりもなく、ただ旅費をもってくれと要求しましたが、賠償となると、そこから担当者がロングバケーションを取るとかで担当が代わり、そこから保険会社へとたらい回しにされた挙句、保険会社からはこちらでは損害賠償はできないのでホテルと連絡をと言われ、そのメールをホテルに転送しましたが、そこからは全くの知らんぷりで返事がありません。全く日本では考えられない対応です。二ヶ月以上経った今もまだ火傷の跡が残っており、見る度に嫌な思い出がよみがえってきます。
こじんまりした古き良き時代の雰囲気と可愛いらしいガーデンがあるホテルですが、何かあった時の対応などを考えるとお勧めできません。