本物の城だから

個人経営のシャトーホテル。庭が広大で、入口は、インターフォンを押し、ゲートを開けてもらい、お城の前に車を置き、城主自らの歓迎を受ける。チェックインのイメージはなく、１２時過ぎの時刻で快く部屋に入れました。車は、少し離れた無料パーキングに。
荷物用のエレベーターで、城主が、部屋まで運んでくれます。私たちは、最上階のため、狭い階段を上がり降りします。
夢のあるお城好きな私たちにとっては、あまりにも現実的な使いかっての良い城では、ありませんでした。エキストラベットは、最悪でした。
１６ユーロの朝食は、値段通り質素でした。
ここまで書くと、最悪のイメージに受け取られそうですが、一度は是非泊まってもらいたいです。国からの援助は、あるのかもしれませんが、城主は、できる限りの維持を目指してがんばっています。心から応援したいと思います。広大な庭は、城の３００メートルくらいからは、まだまだトレーラーが入り、何年の月日がかかるのかわかりませんが、テニスコートもあり、城外に出ないで遊べる、または、ゆっくりディナーをとり、自転車で庭を楽しむ人には、この価格で泊まれることは最高の思い出になるでしょう。個人所有のお城に泊まり、城主と会話を楽しめることは、日本では考えられません。