遅い到着や早い出発に最適

イタリアは今までに３回旅行し、うち２回が完全な個人旅行で、その２回とも帰国日前日はヒルトン・ローマ・エアポートへ宿泊いたしました。
最初の時は翌日の出発が早く、ローマ市内からの空港への移動はタクシーにしても何にしても不安を覚え、絶対に確実なのは“徒歩で空港へ行けるホテルへ泊まる事！”というわけで、唯一の徒歩圏内であるこのホテルへ宿泊しました。
２回目は１回目に満足した事と、やはり当日の移動はリスクを伴うので面倒だったので、こちらへ泊まりました。

徒歩と言っても健常者には全く問題の無い距離ですが、屋根のある屋内とは言え、何気に５分くらい歩くと思いますので、ご高齢の方は必ずしも“徒歩で移動できる”が当てはまるかどうかはわかりません。

ホテルの部屋は本当に広く、同レベルのお値段のホテルでローマの市街地やフィレンツェの市街地で泊まったホテルより広々しておりました。
清潔感という点でもちゃんと掃除がされておりました。
ちなみに私は潔癖症ではありませんが、名のあるホテルに宿泊の場合や一人一泊日本円で四ケタの宿泊費のホテルの場合には、浴室のドアの裏や照明の陰などの清掃の状態も確認する事が多いですが、ヒルトン同様のアメリカ系の有名ホテルチェーンでさえも、舞浜あたりでそう言った部分は埃だらけでクレームを言ったら逆切れされた事もありましたが、ヒルトン・ローマ・エアポートでは目につき辛い場所の掃除はあまりしていないなんて事はありませんでした。

また、朝食は空港直結ホテルだけあって航空会社関係者の宿泊も目にしたりするのですが、そのためか朝食が始まる時間が早く、少々朝が早い程度でしたら余裕で朝食を食べてから空港へ向かえます。
朝食のバリエーションも十分ありました。

欠点を上げるとすれば、タイミング次第でチェックイン・アウトに混んでいて時間がかかる事があると言う点と、英語は普通に通じますが、昨年宿泊した際のチェックアウト時に対応してくださった方が、その過程でちょっとしたミスをし、その場で訂正してくださいましたが、パニックになられたようで途端に非常にイタリア語訛りの強い英語になりました。
私は旅行程度のイタリア語は話せるので、問題は無かったのですが、一緒に居た友人にはフロントのお兄さんの英語が「イタリア語にしか聞こえなかった」そうです。
でもフロントのお兄さんお姉さんの対応は、お客によって変えるという事も無く、全般的任は好印象でした。

きっと私はまたローマへ行く事がありましたら、帰国日前日は利用すると思います。