確かに便利

10年以上前にツインの部屋に泊まり、よい印象でしたので、シングルの部屋をこのホテルのサイトから予約しました。
中央駅の目の前にあり、チェックインが12時から、日本語の使えるパソコンがあり、ビール2本付のミニバーが無料で、朝食は結構立派であって、バスタブ付で、56ユーロですから、大変お得です。
ただ、今回は私はハズレを引いたのかもしれません。部屋は、日本のかなり狭めのビジネスホテルよりもさらに狭いです。それに廊下や隣の音など（なぜか若者が多くみられ、低い階でしたので、エレベータを使わないで階段を駆け下りたりしているらしく、深夜にドーンという音が何度かしました）が筒抜けです。経験ではドイツではいかに安いPensionであっても清潔なのですが、この辺りもやや怪しいです。
しかし、これは私が単に運が悪かったのではないかと思われます。部屋のドアに掲載された各部屋の配置図では、このフロアには3つだけ非常に狭い部屋があり、この3つの部屋以外は少なくとも倍以上の広さが確保されている部屋となっていました。運が悪かったのでしょう。また、偶然、別の狭い部屋に出入りしていた人を見ると、私とよく似た怪しげな人でした。部屋を代えてもらおうかとも思いましたが、1泊でしたし、わずか56ユーロですので、まあ仕方がないのだろうと思いました。
それから、朝食では、テーブルにコーヒーポットがおいてあり、紅茶を飲む場合、別に取りに行くスタイルになっています。他のホテルや安ホテル、Pensionでもコーヒーか紅茶かを聞かれるのにそれがなくとまどいました。この点や、ミニバー、パソコンなどこのホテルは、低コストによりながら、サービスにおける顧客の満足度を高めるべく機能性を追求する経営手法をとっているのだと思われます。