1953年創業の外国人専用ホテルを全面改装して、2014年にオープンしたホテル。外観はクラシカルですが、内装はフランス系のホテルらしく洗練された雰囲気。センスが光ります。アメニティはLANVIN。屋内プールと併設の小さなジム、3室のトリートメントルームがあるスパも完備。
全71室のホテルで、いわゆるクラブラウンジのようなものはありませんが、『ロビーバー 1953』で毎日17:30~19:30の間、カクテルとオードブルのサービスがあります。お寿司、フィンガーフード、コールドカット、温かいローカル料理、フルーツとスイーツなどを、シャンパンなどとともにいただけます。
また客室内のミニバーは、アルコール、スナック類を含めすべて無料。ターンダウン時には、何も言わなくても氷が用意されます。「スイート」と名前の付く客室には、ネスプレッソマシンもあります。
一部の従業員には英語が通じないこともありますが、コンシェルジュさんは融通が効きとても親切、笑顔を絶やしません。タクシーの運転手に対する指導も徹底しているのか、ホテルで呼んでもらったタクシーで不快な思いをすることは、一度もありませんでした。
イタリアンの『ドルチェヴィータ』も評判通り。ルイス・フィーゴやロナウジーニョが、取り巻きたちと食事に来ていました。宿泊料に含まれている朝食も、とても充実しています。ブッフェ料理+オーダーメニューの朝食です。
西安のホテルとしては少々値の張るホテルではありますが、西安ではもうこのホテル以外には考えられません。