ウラジオストクからイルクーツクまでシベリア鉄道に72時間引き篭もっていたので、ちゃんとしたホテルで休みたいと思い、こちらに3泊しました。イルクーツク初上陸なので訪問前は全くイメージが湧きませんでしたが、実際に泊まってみると、日本で下手なホテルに泊まるよりも遥かに良いクオリティでした。
<部屋>
40㎡の広さにクイーンサイズのベッド、スーツケース二つを床に広げても全然余裕です。シャワーのお湯は安定しており、バスタブと分離しているところが素晴らしかったです。バスタブもすぐお湯が溜まる勢いで、水回りは文句なしでした。
<ロケーション>
イルクーツクでも有名なカール・マルクス通りを曲がってすぐの場所です。徒歩10分圏内にはお土産を仕入れられるスーパーマーケット、色鮮やかな甘いドーナッツやパンが置いてあるコーヒーショップ、ジュマンジ的なレストラン、中華レストラン、ソファで観る映画館等があり、徒歩で周辺を歩いてるだけで退屈しませんでした。
<朝食>
メニューから選ぶ方式です。ホテル上層階で採光抜群でした。テーブルセッティングもしっかりしており、ウェイターさんが凄くハンサムで印象に残っています。勿論、食事も美味しかったです。食後のコーヒーを飲みながらイルクーツクの眺望をのんびり眺めるだけでも楽しかったです。
<日本食レストラン>
併設されたいくつかのレストランの中で、京都という名の日本食レストランで夕食を取ってみました。現地アレンジの利いた日本食はアジア各国や北米等でも食べてきましたが、実際にこちらでお寿司や魚介うどんを食べてみると、普通に美味しかったです(勿論日本そのままとは行きませんが)。お値段はそこそこするので、アトラクションの一つとして楽しまれるのも一興かと。
<その他>
日本人建築家の中村茂雄氏がデザインしたホテルのせいか、驚いたことにホテル公式HPは日本語に対応しています。ホテルスタッフは日本語が通じませんが、英語が堪能なのでコミュニケーションに不便無く、快適に過ごせました。