2014年5月下旬からのウィーン・プラハ旅行で3泊した。プラハ城やカレル橋まで近く、地下鉄マロストランスカ―駅はホテルの目の前にあり、2分もかからない。(電車駅まで1分)20部屋程度の小さなホテルである。ただ、雰囲気があり4つ星らしいたたずまいを持っている。ツインベットのスタンダードな部屋であったが、十分な広さがあり、天井が高くゆったりできる。大きなバスタブもついており、夫婦2名で十分な部屋であった。ただ、バスタブに付いていたシャワーホースが異常に短く1メーターほどしかなく、この扱いには苦労した。たまたま、日本人の夫婦とレストランでお会いした時にホースの話をしたら、同じ思いをしているとのこと、あの短いホースの意味がいまでもわからない。
プチホテルらしくレストランもコンパクトであるが宿泊者数に応じたものであり問題はなかった。朝食は種類は多くはないがパン、ハム、エッグ、果物、ヨーグルト、菓子類など質・味共に十分ではあるが、ほぼ毎日同じ料理のため3泊目には少し飽きた。エレベーターは小さく、大人二人以上は無理であった。扱いにもコツがあり苦労したが、今振り返るとこれまで宿泊したホテルの中で一番思い出に残るエレベーターとなった。
2日目の朝早く、モルダウ川岸にいき、趣味のハ―モノカでスメタナの「わが祖国」を吹いた事が一番の思い出である。プラハ城やカレル橋を堪能したい方にはお勧めできるホテルである。
ただ、一点問題があったのは、4月3日にホテル代を前払いいたにも関わらず再度請求が6月分のクレジットカードにあった事である。VISAカードを利用しているのでVISAカード事務局に連絡を入れると、経過報告も含め何度も連絡が有り、最終的にはトラブルが解決した事を書面で連絡がありほっとした。VISAの対応に感謝したい。