8月8日~3泊しました。
結果から書くと2度と宿泊したくない施設です。
ツーリスト向けではないため、数週間の長期滞在・車確保済み・キッチンが必要等の条件が揃わなければ選択肢から外すべきだと思います。
予約サイトでは“サービスアパートメント”と記載してあり、今までサービスアパートメントタイプに宿泊した経験も多いのでそのつもりで向かったところ…ここは“コンドミニアム”なのだそうです。
管理人室のような部屋にはあまり英語が通じないスタッフ(18時でクローズ)、夜間は英語が通じない駐車場警備員しかいないため部屋で水が出ないようなトラブル等が起きても対応してもらえません。
原付の後部座席に乗ったまま登れないほどの急勾配な坂の途中に建っているため、下の通りでトゥクトゥクを拾わないとスーツケースを運ぶことが出来ません。
途中まで頑張って押しましたがとても無理だったので戻ろうとしたところ、運良くTHE UNITY PATONGオフィスのスタッフに遭遇して、車にスーツケースを積んでくれ運んでくれました。
「歩いてくる人は居ない」と言われましたが実際、ここの宿泊客は車移動が多いようで大きな駐車場があります。
私たちはTHE UNITY PATONGを予約しましたがバウチャーを見せたところさらに上の“THE BLISS”という建物に連れていかれました。
名前は違うけどTHE UNITY PATONGの新しい建物だから…と言われましたが似たような古さです。
フロントは無く、アパートの管理人室のような場所でチェックイン作業が行われます。
部屋は非常に広く(50平米近く)、ゆったりとしたLDK(皿・鍋あり)と大きなクローゼット(引き出し・棚あり)、独立したベッドルームの奥には1部屋分ありそうな非常に広いテラスがありました。
テラスからの景色は中庭しか見えないので利用しませんでいたがデッキチェアも置いてあります。
部屋に案内されたとき、物凄いかび臭くて驚きました。
長いあいだ空調を使っていないのかも…としばらく我慢しましたが、結局これは下水管から立ち上る匂いだとのちに判明。
リビングは「ちょっと臭いなぁ」程度ですが寝室は最悪です。
サニタリールームが廊下からも、寝室からも行けるようになっていて、寝室側の扉は引き戸な上に通気口が開いていてモロに流れてくるため逃げ場がありません。
サニタリールームは問題が多く悩みの種でした。
Gの出現や、洗面台と蛇口が異様に接近してて使い辛く、物を置く場所も無いため使い勝手が悪かったのですが、シャワールームは広さがあるものの床に傾斜が無いため1分足らずで池のように水が溜まり、排水が全く出来ない状態で非常にストレスでした。
Wi-Fiは強いけど、複数台つなぐと無作為に途切れ数時間接続できなくなります。
1日に1度は停電もありました。
事前にに色々調べ、かなり評判が良かった口コミも翻訳して目を通した上で予約したのですが、日本人宿泊者が見当たらなかったので避けるべきだったかもしれません。
(口コミでは“部屋が広くて綺麗で使いやすかった!”と書いてあるけど部屋の隅に髪の毛の塊があったり…)
1番の問題は掃除・タオル交換のことでしょうか。
予約時に調べたときには注意事項に特にその記載は無く、部屋に案内されたときも「キッチンはこれを使ってね~」等の説明はあったけど、要になる内容は触れられず、ディレクトリも置いてなかったので翌日まで気づかなかったのですが。
サニタリールームは下水臭が酷くて、シャワールームの取っ手に使用済みタオルを干したくなかったため床に置いてから外出しました。
(私たちの部屋には無かったけどテラスによっては大きな洗濯物干しバーが見えた)
午後に部屋に戻ったところ、固めておいたゴミもタオルもそのまま…出発前と一切変化なし。
また出かける予定があったのフロントに掃除をお願いしたら「OK」と返事をもらったのですが、再度戻ってみても現状維持。
掃除スタッフは来ていないし、フロントが内線に出ないので見に行くと管理人室は既に真っ暗で空っぽ。
仕方が無いのでHPに掲載されている予約代表電話にかけたところ衝撃的な一言が。
「掃除は4日に1度よ。ここはコンドミニアムだもの」と。
3泊しかしないのに4日に一度って!
知っていたら絶対宿泊しなかったけど…先払いじゃなければさっさとチェックアウトしたかったのが本音です。
4日に一度の掃除の割に、ペットボトルが冷蔵庫に2本入っていて(補充無し)、更にはトイレットペーパーは1ロール(予備無し)、バスタオルも大判が1枚ずつだけ。
大きな物干しバーがある訳でもなく、使用後のタオルは床の上。
代表電話では英語が通じたので「タオルはもう床の上で新しいのが無いと本当に困る。それにフロントに頼んだ時了承したのだから、タオルだけでも欲しい」と頼んだところ、今日は無理なので必ず向かわせると約束を取り付け、プール用のタオルで凌ぎました。
で、翌日フロントに寄って上記のやり取りを伝え「今日は絶対お願いね」と出掛けたのですが…帰ってみるとまたまた現状維持。
再度フロントに内線したら「すぐ手配する」と言うもののしばらく待っても誰も来ないので痺れを切らして内線をかけるも、また例の「OK、OK」。
30分待っても来る気配が無いからエベーターで清掃係とすれ違ったのを思い出し、まだ居るはずだから急いでフロントに行って!(゚Д゚;)とダンナさんを走らせたらやっと、清掃係がドアをノック。
笑顔で迎え入れようとしたら私にタオルを押し付けて踵を返そうとしたので「部屋の掃除は?」と尋ねたら「そーりー、そーりー」と言いながら走って逃げられました。
走って逃げるってwwww!
入れ違いで戻ってきたダンナさんに話したら、フロントに行ったら凄い嫌な顔をされたらしく、たぶん今日もスルーするつもりだったと思う…と。
とりあえず新しいタオルが確保できただけでも良かったけど、タオルを貰うのにこんなに苦労するとは思いませんでした。
ココの滞在で唯一良かったのは、午前中に到着したにもかかわらずチェックインさせてくれたことでしょうか(+o+)