物価が高い香港。
一般向けホテルとなると、15,000円以上はします。
そんな中、4トラベル海外宿泊検索で安宿を探し、香港の安宿街として有名な尖沙咀のチョンキンマンションにあるストロベリーゲストハウス/デラックスシングルルーム(HK$224.53- /約\4,400-)をブッキングドットコムで予約し、1泊しました。
さて、色々と酷評があるチョンキンマンション‥
正面玄関の辺りには、ゲストハウスの客引きがたむろしています。
昔は強引で悪質な客引きがいたみたいですが、今回、そのような客引きは見受けられませんでした。
しつこくつきまとう事もないので、黙ってスルーすれば問題ありません。
そして、玄関から目当てのゲストハウスに行くのに迷った挙句に、宿とは別の場所にレセプションがあったりと、一筋縄でいかない事が多いのもこの界隈の安宿によくある事です。
私は、隣りのミラドマンションで同じ経験をした事があります。
ストロベリーゲストハウスはD座の12階D7号室です。
正面玄関を入って直進すると守衛がいます。
そこを右に曲がって、さらに一つ目を左に曲がり、その先右側にD座のエレベーターがあります。
ストロベリーゲストハウスに行けるエレベーターはこのD座のエレベーターだけです。
エレベーターホールにDと書いてあり、左右にゲストハウスの名前があります。
ストロベリーゲストハウスは左側の看板に記されており、2基のエレベーターは右側が奇数階・左側が偶数階にいくので左側のエレベーターを利用して下さい。
このエレベーター、小さいので数名しか乗れず、遅いので時間帯によってはなかなか乗ることができない悪名高いエレベーターですが、D座のエレベーターは利用者が少なかったので待つことはほとんどありませんでした。
ちなみにA座のエレベーターは、エレベーター待ちの列が慢性化していました。
エレベーターとは別に非常階段が2か所あります。
昇りはエレベーターを使いましたが、下りは階段を使いました。
明るい階段なので、治安的には問題が少ないと感じますが、ネズミを見ました。
エレベーターを降りて右側にストロベリーゲストハウスはすぐに見つけられました。
ドアは鍵がかかっており、セキュリティ番号を入力するところに呼び鈴のボタンがあったのですが、それに気が付かずドアを2~3回ノックしたら愛想の良いお姉さんが出てくれました。
日本語は通じないので、翻訳機を使ってチェックインは行い、クレジットカードで支払いができました。
お部屋はレセプションとは別の場所(すぐ近く)で、同じD座12階のD4号室のプレミアムゲストハウスに案内されました。
チョンキンやミラドの安宿では実際に泊まる部屋の宿名が違う事は珍しくなく、係が客室へ案内してくれます。
そして、カードキーと物理キーのついたホルダーを渡されます。
まずD4号室に入るにはカードキーを使います。
そして、客室のドアで物理キーを使います。
客室設備は、ベッド・パイプ椅子・テレビ・金庫・ドライヤー・温水シャワー・トイレ・冷蔵庫・クーラー・タオルです。
部屋の中はアジアの安宿の匂いがします。
ベッドは一般的な物より高く、ベッドの下に大きいスーツケースが入る感じでした。
寝具は使用感があるものの、安宿で宿泊代を考えると問題ないレベルです。
温水シャワーはお湯を出すと最初は強烈に熱い湯がでてくるので注意して下さい。
アメニティはありません。
シャワー+トイレが一緒で狭いので、シャワーを使うと便器がぬれますが、香港の安宿ではこれが当たり前です。
窓からの眺望は、隣りのビルです。
Wi-Fiあるのですが、1235号室は奥まっているので、ベッドではつながらず、ドアの前でつながりました。
防音性は低いみたいで、お隣りD6号室でなにやら作業している音が筒抜けでした。
共用備品は、電子レンジ・ウォーターサーバー・給湯器が通路にあります。
正面玄関のある階はイギリス式にG階と言い、両替屋・インド料理店・売店・コインランドリーなどがあります。
たしかにちょっと怪しい雰囲気は感じられるかもしれませんが、アジアの雰囲気を味わえます。
また、ゲストハウスは一般的なホテルと同等に考えてはいけません。
細かいことは気にしない方向けのお宿です。
私個人としては、とても良い宿でした。