空港からのメインストリートである5月23日通りを車で走っていると、大きく名前が書いてあるんで、すごく目立ちます。
日本の真裏の国に初めて到着して『まつばら』というホテルを見ると、驚くと同時にほっとします。日本人なら誰もが是非泊まりたい~という感情が沸き起こるはずです。
このホテルは、松原姓のオーナー(日系人)がこしらえたホテルグループです。実はキング・カズこと三浦和良が若い頃このオーナーに大変お世話になったそうで、彼がブラジルに来る度に頻繁に利用するホテルのひとつだそーです。
と..ところが....このホテル....建てられて年月が経つせいか、ロビーは照明が暗く....部屋も.....質素すぎて...ちょっと老朽して見えてしまいます....それが残念です。
ただ小さいですが日本レストランがあったり、朝食に日本食が出たり、室内プールもあったりしますので、お年寄りの日本人客にはディープユーザーの方もいらっしゃいます。
まあ、好き嫌いはありますが、少しでも日本のサービスを味わいたい方は どうぞ一度お試しください。
※以下、サンパウロ新聞より:
ちなみに以下 今は80歳近い御歳で元々教育者であった松原社長のホテル業界参入のきっかけだそーです。
「...ホテル業を始めた理由は80年初頭にサンパウロの郊外観光都市であるカンポス・ド・ジョルドンに宿泊した際に「いいホテルがなくしかも宿泊代が高 かった、そこで自分がホテル経営者になって宿泊料金も観光客に喜ばれる適正価格のホテルを建てよう」ということで82年に22室のブティックホテルを開業。86年には東北伯のレシフェに近い観光都市であるマセイオに115室のホテルを開業。そして04年にサンパウロのビジネスの中心地であるパウ リスタ大通りに隣接するパライゾ区にビジネスマン&旅行者向けに150室の客室を持つ松原ホテルを開業させた...」