個人ツアーで2連泊しました。チェックイン時に部屋の希望を伝えたところ渓流側のリバービュールームにしてもらえたので、大変眺望がよくとても快適な滞在となりました。
部屋は渓流側と鉄道線路が見える側があり、おすすめは断然渓流側です。
朝晩の霧に煙る静かな渓流からは部屋に水音がかすかに聞こえ、迫りくる山の眺めは最高の思い出になります。
宿泊料金に朝のビュッフェの他、ディナーも含まれていました(アルコールは別料金)。
ディナーはペルーの食材・伝統的なメニューを含む、フレンチ風のフュージョン料理で、プレフィックスコースとなっていました。
前菜・第1の皿・メイン・デザートの4品の日と、前菜・メイン・デザートの3品の日がありました。いずれも3~4のメニューから全て選択ができ、自分の好みのコースをつくることができます。
料理にあうワインも豊富にそろっており、珍しいペルー産のタカマワインが置いてありました。
レストランのスタッフの人数が少なく、ツアー団体客も泊まっていたので、ディナー時間は予めフロントで30分刻みの決まった時間を指定してスタートする方式でした(連泊した2晩ともそうでした)。
希望の時間帯があれば、早めにフロントスタッフに伝えておくとよいと思います。
レストランの窓側席からも渓流が見え、朝と夜で雰囲気が変わります。
マチュピチュ観光は山メインとなるので早めに下山して、ホテルのあるマピュピチュ村で過ごす時間が長くなると思いますが、このホテルでゆっくりディナーを楽しみながら、のんびりと旅を振り返る時間を取れたのが非常によかったです。
部屋はフローリングで、家具も木目調。窓が広く、渓流が臨める窓側にはちょっとしたスペースがつくられており、どこか懐かしさを感じる日本の温泉宿(といっても洋風)のような印象。
窓には網戸なんてありませんので、季節によっては窓を思い切り開けると虫が侵入してくることもあるかと思います。最初に窓を全開にして渓流を眺めていた所ブヨのような小さい虫が入ってしまったので、2日目からは用心して窓はあまり開けませんでした。
バスルームは湯量、温度、排水とも問題なし。バスタブが深いため、小上がりの台が備え付けられており、バスタブへの出入りがちょっと危なっかしく感じました。
シャワーは固定式でハンドタイプではありません。
スパもあったので時間に余裕があれば行ってみたかったです。
ちょっと不便なのは、部屋の中に金庫がなかったこと。
電子ロックの金庫はフロントにあり、フロントに申し出れば使うことができましたが、1台しかなかったので希望が重なった場合使えないのかもしれません。どんな運用をしているのかは分かりませんでした。
フロントで両替ができるかと思ったら、レートを掲示しているだけで、両替は徒歩30秒ほどの所にある両替屋へ行くよう言われました。
ホテル掲示のレートと村の両替屋のレートは微妙に異なっており、ホテルフロントの掲示は当日レートではなく、単なる参考価格なんだそうです。
この両替屋にはちょっとした飲み物・アルコールやお菓子も販売しており、ホテルレストランで5ドルだったビール(クスケーニャ)が両替屋で5ソルだったので、ホテルの観光客向け相場がよくわかりました。