お役所も立ち並ぶブンヤワート通りにあるホテルです。街歩きの起点になる時計塔にも遠くない場所ですし、周囲には私のお気に入りとなった飲食店が多く立地しているため利用してみました。通り沿いのにあるレストラン(現在休業中)は新しめですが、宿泊棟の建物はかなり年季が入っています。開放的なロビーには電子レンジ、そしてお湯・お水と共にコーヒーカップ・コーヒースプーンの用意もありましたが、とくに袋入りのコーヒーやティーバッグなどがあるわけでもありません。なぜコーヒーカップとコーヒースプーン…。接客はとてもフレンドリーですし、まさにタイの地方都市の中級ホテルそのもので、懐かしい香りがしました。客室は最もスタンダードなスーペリアルーム、もちろん造りもタイの地方都市の中級ホテルです。広さは28平米ありますし、ソファー類もないので広々としています。中庭・駐車場ビューであったこともあってとても静かでした。また近年のタイのホテルでは韓国製の家電が設置されることが多いと感じますが、こちらのテレビはパナソニック製でした。バスルームも同じくタイの中級ホテル基準、給湯機はシャープ製でした。ちなみに敷地内には日本をイメージした可愛いカフェもあり、けっこう日本リスペクト系ホテルかもしれません。ガート・ゴンターなどワン川周辺の観光地からは少し距離がありますが、Grabでバイクタクシーなどを使えば何も問題もない場所ですし、値段も高くないので、また利用するかもしれません。