このホテルの評価は,ナナ駅からの距離をどう思うかにかかっています。トゥクトゥクか車で送迎してもらえますし,ソイ11は賑やかで何でもありますし,ソイ13にもコンビニやマッサージ店はありますので散歩は楽しめます。ホテルの前はミニマートで,すぐ裏は有名なベッドサパークラブです。建物はABの2棟に分かれており,A棟がラディソン,B棟がインレジデンスです。フロント・朝食会場等は共通。室内備品やトゥクトゥクにラディソンの名前しかなく,実態は完全にラディソンです。タクシーにもラディソンの名前しか通じません。JFは無いそうです。
従業員はフロント,ドアマン,客室係の全員笑顔で親切でした。早朝に到着したところ,無料でアーリーチェックインさせてくれました。
エレベーターはカードキーがないとロビー階以外には行けません。鍵はカードキーをかざす最新のタイプです。
ワンベッドルームに宿泊しましたが,リビング・ベッドルームが各10畳位,キッチン・クローゼットが各3畳位に感じました。バスルームには洗面台が二つで,浴槽の隣にシャワーがあるので,日本の風呂のように使え,窓もあって明るい。シャワーも,レインタイプとハンドタイプの両方があります。特筆すべきは,お湯が出るまでの時間の短さです。テレビ画面のメニューを利用して,エアコン,電気の調整が全てできます。冷蔵庫も製氷室付の家庭用サイズで,電子レンジもありました。収納スペース・コンセント(電圧を日本と同様に変えられる所もあった)も多く,一人なら長期生活できそうです。テレビの日本語放送はありません(NHKワールドの英語放送だけ)。歯磨きセット,櫛,靴べらもありません。一つ気をつけるべきは,冷房が強すぎで,入退室のたびに設定が強めにリセットされてしまうことです。
ネットは館内全てで無線可能で,室内では有線も用意されています。
プール,ジムもあります。プールは小さめのものがA棟屋上にありましたが,欧米人の利用マナーの悪さに利用をあきらめました。
朝食はグレードの割に貧弱で,ナナ駅周辺は印度人街のためかインド料理が必ずありました。そして,インド料理だけ,毎日メニューが変わっていました。
日本のシーズンオフに利用しましたが,客層は日本人5%,中韓30%,インド人30%,欧米人30%,タイ人5%でした。
隣のビルが建設中で,日曜日も工事の音がしていたのと,作業員が部屋のすぐ近くにいたせいでしょうね,キャンペーンで安く宿泊できましたが,プライバシーはありませんでした。雨が降るとホテルの前は直ぐに冠水します。強く降るとトゥクトゥクは使用不能で車になります。